2024年甲子園 第6日目展望

第一試合 熊本工(熊本) - 広陵(広島)
<展望予想>
1点を争う3点程度のロースコアが予想される、高尾①と山口⑩を軸とした投手力では広陵に分があるが、熊本工のエース山本①も安定感があり、崩れる絵は浮かびづらい。先制点というよりは守備の安定感やバントの精度…そういったところで差がつきそう。特に高尾から連打はなかなか難しいので熊本工はチャンスを潰すようなバントミス、走塁死、その辺りには特に気をつけたい。

第二試合 富山商(富山) - 東海大相模(神奈川)
<展望予想>
相模に守備や走塁ミスをするイメージはなく、仮にミスしたとしても多少なら個の力で打開できそう。富山商としてはあまり先制とかそういうのには拘らず、全体として失点を5点程度に抑えて終盤まで競った展開を作りたい。打線は2巡目以降、あとは継投のタイミング(特に森⑥の投入タイミング)が肝心か。相模は常に先手を取って複数点差をつけたい、リードしているorされているに関わらず僅差で終盤に入られると少し嫌なムードになりそう。

第三試合 明徳義塾(高知) - 鳥取城北(鳥取)
堅いディフェンスの明徳を崩すのは容易ではない、ロースコアの展開は明徳が得意なので鳥取城北としてはある程度打撃戦を予想して試合に入るべきか。点の取り合いになれば鳥取城北が優勢なので、まずは3回までに4点くらい取って自分たちの流れにしたい。逆に明徳も3回までの入りが重要、ロースコアの展開には自信があると思うので、3回までをしっかり少ない失点で凌いで得意な展開に持ち込めるか。打ち合いなら鳥取城北、3〜5点くらいの展開なら明徳。何にせよ序盤に注目。

第四試合 北陸(福井) - 関東第一(東東京)
複数の強力な投手、打線も経験値が高く好ゲームが期待される。関東第一としてはリードされた展開でエースの竹田①を出されると難しくなるので、早めに複数点を先制して先発が予想される井黒⑩を降板させ、竹田を引きずり出せると有利か。北陸はリードした状態で竹田を出したいので、中盤までに複数点リードを奪えると有利になりそう。5回までの攻防に注目したい、終盤まで拮抗する展開もあり得るが、その場合は打線の力では分のある関東一が多少は有利かも。

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