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カードを追加する4つの方法

タロットでスプレッドの展開後、しっかり読んだにも関わらず物足りない、あるいは「じゃあ結局どうすればいいの?」がわからないときがあります。もうちょっと情報くれよ、というときですね。

そんなときは新たなカードを追加してみることができます!

カードの追加にはいくつか方法があります。4つをご紹介してみます。


ボトムカードを開く

スプレッドに使用しなかったカードの山から、一番下にあるものを「隠されたメッセージ」として開いてみる。

ボトムカードは相談者や問題の最も深い無意識下にあるもの。「私の潜在意識に隠されたものは…」を示します。見逃されたもの、もしくはすでに展開されたカードの強調・補足として読みます。


合計カードを算出する

展開された全カードの数字を足し、合計値と対応する大アルカナを取り出します。カードの合計が22を越えた場合はさらに2つの桁の数字を足し合わせる。愚者は22番目の大アルカナとして扱い、22と対応させる。

コートカードは番号を持たないので計算に入れず、0と扱います(あるいはキング〜ペイジを1〜4に対応させる方法も。個人的には0扱いがしっくり来ますが、自分なりにコートカードをどうするか決めておきましょう)。

合計カードは「で、結局のところね…」というまとめです。最終的に取るべきアクションとして受け取るのもよいでしょう。

すでに展開されたカードの再登場もありえます。その場合は繰り返されたカードの強調と読み、そのカードが登場したポジションの重要性についてももう一度考えてみましょう。


追加カードを引く

カードを追加で引くこともできます。必要ならばいくら追加して構いません。しかしいたずらにカードが増えてもリーディングが散漫になるため、「本当に今展開されているカードからこれ以上の読み解きはできないのか?」をよく確かめてから引くのをおすすめします。

また追加のカードは何を示すのか?「もう一つ、この点について聞きたいんだけど…」と問いをしっかり立ててから引くのがよいでしょう。


ヘルプカードを選ぶ

スプレッドに使用しなかったカードを全て表向きにして眺め、自分で好きなカードを選択します。問題解決や相談者の助けになってくれそうなカードを探します。

もちろん、展開されたカードの中からヘルプを選んでも構いません。複数枚必要だったり、もしどれも気に入らなければ手持ちの別のデッキから選んでもいいかもしれません。

そのカードがヘルプやケアを与えてくれるイメージを持ちましょう。「私を助けてくれそうなのは…」というカードです。そしてそれがどんなヘルプを与えてくれるのか言葉で説明しましょう。

これは展開されたカードへ積極的に関与し、能動的な意識や行動を作り出す方法です。


おわりに

リーディング後にカードを追加する4つの方法を取り上げました。

ボトムカード「私の潜在意識に隠されたものは…」
合計カード「で、結局のところね…」
追加カード「もう一つ、この点について聞きたいんだけど…」
ヘルプカード「私を助けてくれそうなのは…」

カードはたくさんあればいいというものでもありません。多すぎるカードは混乱の原因になる場合もあります。

どの方法でカードを付け足すにしても、まず展開されたカードからこれ以上受け取れるメッセージはないか? よく確認してからにしましょう!