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今の私を照らす一年後の私! 2020年「隠者とランプ」スプレッド(薫るさん作)

一年後の自分が、今の自分にヒントとなるランプを灯してくれる! 薫るさん作の2020年の運勢「隠者とランプ」スプレッドをご紹介します。

この記事は、
★スプレッドのやり方&ヒント
★TAZNのセルフリーディング
★2枚のカードのスプレッド考察(女教皇について)
という構成です。ちょっと試してみたい方はやり方だけ読めばOK!

スプレッドのやり方

画像1

1 隠者 2020年を生き抜いた自分
 が今の自分に向けて掲げる
2 ランプ アドバイス灯or警告灯。

ランプの明かりを頼りにいざ行かん。
一寸先の闇へ!
元ツイート

TAZNからのヒント

・1の「その他」にいろいろ書いてある。「2020年を生きた自分」という問いの代わりに、別の期間や目標、選択肢を設定しても使ってもいい。

・カードを引く前に「どういう問いを立てるか」決めてから引くのがよさそう。引いたあとに「こっちの問いだったんじゃない?」とカードが言ってくることもあるかもしれない。

・2はアドバイスもしくは警告。1になるための道、もしくはならないための道。

薫るさんスプレッド提供ありがとうございました!


考察編

ここから先はTAZNがセルフリーディングしつつ、このスプレッドについて考察していきます。よりディープにスプレッドを読みたい人だけどうぞ。

最後に2枚のカードのスプレッドの意味についても書きました。

リーディング結果

画像2

1.2020年を生きた自分:ワンドペイジ
赤ちゃん! 自分の生きる欲望、わがままのまま活発に生きた。もしくはコートカードだから「どんな人に会いますか」の問いだった可能性も。若く情熱的な人との出会い。

2.今の自分に向ける道しるべ:ソード3逆
ソードは頭の中にあるもの、思考や理念。3は発展と創造の数字。思考の発展。次から次に新しい考えや理念が生み出される。しかし逆位置なのでそれはしない、考えを膨らませない。

ハート串刺しの絵だから心のダメージでもある。今までと違う理念が生み出され、感情的ダメージがあってもそれを受け入れなければならない。批判による打撃などもこれ。逆位置だから批判を受け入れず心の方を守る。「理屈や筋を言えばそうだろうが人情ってものがあるだろうよォ!」みたいな。


赤ちゃんだからあまり頭は働かない。もちろん理屈や筋も通用しない。もしソード3が正位置だったら「お前、今年いくつになると思ってるんだ!」というツッコミが入りそう。ワンドペイジのエネルギーはそのツッコミの前に揺らぐ。そんな批判を無視し、考えなければ君も赤ちゃんになれる!

もし1が「出会う人」を示すなら、若く情熱的な人を前にして無粋なツッコミをしたらその人の火を消すよ、というアドバイス。

TAZNの2020年の運勢
2020年、あなたはとても若々しい情熱にあふれ活発でした。まるで生まれたての赤ちゃんのように初々しいエネルギーを手に入れます。自分の欲望に忠実に生きたのです。
今のあなたへの道しるべは「批判を受け入れるな、考えるな」です。そうすればあなたは活発なエネルギーを失わずに済むでしょう。


2枚のカードは相手の存在に縛られる相互関係

2枚のカードはお互いに、もう一枚のカードの存在を証明する目的に縛られやすい。「プラスの数字はマイナスじゃないからプラスなんです。一方、マイナスの数字はプラスじゃないからマイナスなんですね〜」というような。「だから何?」は受け付けない。「だからもなにも、ただそうなんです」としか言わない。アクションではなく、真理を得るための枚数。

2は大アルカナだと女教皇、カード2枚のスプレッドは女教皇的エネルギーを持つ。女教皇は問いかければ答えをくれるが、静的で受動的。「真理はこれです。でもそれをどう使うかはあなた次第」という姿勢。「だからどうなるの?」「で、どうすればいいの?」は質問者自身が考える必要がある。

2はコインの裏表のように離れがたい。裏になったり表になったりはするが、片方の面だけがもう片面と無関係に動きはせず、コインそのものに変化はない。女教皇はその両面を見せてくれるが、なにかを変化させることはしない。2枚のカードに問いかけるとき、質問者がどういう意図や意志を持つかが重要。自分が3枚目のカードになったつもりで。

例えば今回の場合「一年後のあなたはワンドペイジになります。それは批判を無視し頭を使わなかったからです」という答えが得られた。女教皇はただその答えを受け入れる。でも「だからどうすればいい」をカードは答えない。もしそれを知りたいなら質問者自身が「私はワンドペイジになりたいのか? そうではないのか?」に答えなければなにも動き出さない。


応用編:シグニフィケーターカードでなりたい自分を自分で選ぶ!

1枚目の隠者に、「2020年はこれになりたいなあ」というカードを自分で選んで配置してもよいです。それに対して2枚目を引くと、希望の自分になるための道がアドバイスとして出てくるでしょう。

シャッフルでランダムに引くカードではなく、自分で選んで配置したカードを「シグニフィケーター」と呼びます。

ねこあきょぉさんのツイートを参考にさせていただきました!



まとめ

・来年の自分の姿が見える! そのための道しるべを今の自分に向かって照らしてくれる。

・2枚のカードのスプレッドは、質問者自身の意図や意志が大事!

最後まで読んで下さりありがとうございました。


2020年の運勢を占うスプレッド、まだゆるやかに募集しております。なにか思いついたらお知らせください!


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次回は夢路TAROTさんの「2020年を翔ける【羽と絶景】スプレッド」に挑戦します!