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頭から建物が立つ構造

数年前に描いたなんでもない落書きです。

頭から何か生えた絵を描きがちです。
自分が概ねそのような状態なのだと思います。
立った建物を崩してはまた立てて、築年数が重なってはリセットされます。
飽きっぽいとは思っていましたが、「飽き」というより考える星のもとにいて何周もしてしまうので回っている間に通る軌道が変わるのだと思います。
軌道のちがう道を回っているので見える景色が違います。
なので立っている建物も違います。

私はやたら引っ越す人間です。
資金が無駄でしかありませんがひと所にとどまれません。実家に住んでいた20年はそこにおりましたが、一人で暮らし始めてからたびたび引っ越します。
もしかするとこの思考の癖が影響しているのかもしれないとこれを書きながら気づきました。
つまり身体も心もひと所にとどまることはできないのでしょう。
それを加味して残りの人生の在り方を考え直します。
noteはなぜか思考が進みます。
段階を経て思考が進むからでしょうか。
思考することは健やかに生きるためにとてもよいです。めんどうくさい人間だなと自分に対して思いますが、考えることのできる人間で良かったなとも思います。
こんな能力なければよかったのに!と稀に荒れ狂って感じることもありますが、思考し学び新たなことを知り覚えることは人間特有の大変おもしろい能力だと理解はしています。
会社の人間の多くには思考し学ぶことを放棄したのかと思う人を見受けますが、それほど勿体無い話はないと思います。

自分の頭に蓄積して積み上げて立ち上げた建物を壊してまた建てていきどんどん地盤に色や味や強度を足していきたいものです。

いつまでこのような大人になりきれない人間の描く落書きを描き続けられるものか。
やりながら生きていきます。

くだらないことにも価値はある。

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