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AIの生成物の著作権は誰にあるのか?創作意図・創作的寄与とは何か? 他 / Catch up on AI 2023.5.30

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議論が国内でも進んでいますね。どこで線が引かれていくのか?最初の判例になっていくのか、注意深く見守りたいと思います。

2023年5月19日に行われた衆議院文部科学委員会で、立憲民主党の城井崇議員は、AI生成物の著作権者について文部科学大臣の永岡大臣に問い合わせました。具体的には、AIによる出力結果、つまり文章や画像、動画等の著作権が誰に属するのか、創作意図や創作的寄与がある場合、それが著作権にどう影響するのかを質問しています。永岡大臣は、AIが生成した作品が著作物と認識される場合、その著作権はAIを使用して生成物を作り出した者が持つと回答しました。

・AIが自律的に生成する作品は現行の著作権法上では著作物と認められないが、AIの利用者が創作意図と創作的寄与を持つ場合、著作物と認められる可能性がある。

・創作意図とは、思想や感情を表現するための創作の意図を示す。創作的寄与とは、思想や感情を創作的に表現するための一連の行為を指す。しかし、創作意図と創作的寄与があったとしても、AI生成物が事実の伝達にすぎない記述である場合、これは著作物にはならない。

・最終的には、著作権の存在や適用は個別の事案に応じた司法判断になる。

原文
https://kiitaka.net/21543/

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