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テレワークゆり物語 (43)今日は私の誕生日

今日は私の誕生日~♪ あ~かちゃんになって♪ 生まれた日~♪

小さい頃の記憶にある、誕生日の歌。
「赤ちゃんになって、生まれる」って変なの。って思っていた。
でも、子どもを産んで、育てて、その子が赤ちゃんを産んで、おばあちゃんになってこの言葉の意味がやっとわかった気がする。

「赤ちゃん」は生まれる前にも、いろんなこと、いろんな思いがあって、やっと生まれる。そして、また新しいこと、新しい思いが続いていく。
その喜びの記念日が、誕生日なんだ。

「私の誕生日は、つまらない」

8月17日生まれの私は、小学校の頃、いつも思っていた。夏休み真っ最中のため、友達から「おめでとう」と言ってもらうことは、ほとんどなかった。それ以前に、シャイで地味な小学生だった私は、友達自体が少なかったか。

そんな私の誕生日を変えたのは、「Facebook」だった。

ネットの世界は、夏休みもお盆休みも関係ない。たくさんの「おめでとう」をもらえる。ひとりひとりコメントを読み、ひとりひとりのお顔を思い浮かべながら、内容に応じて「超いいね」と「大切だね」を心をこめてクリックする、誕生日の幸せな時間だ。(感謝)

「誕生日」は、ひとつ歳を重ねるという、節目。
だから「〇〇歳までに△△しよう」と、いう目標にもなる。

「二輪の中型免許」を取ろう
そう決意したのは、40歳になる誕生日の数か月前だった。
当時は北見工業大学の非常勤講師をしていたので、自動車学校で生徒と講習が一緒になり、「先生、バイク乗るんですか?」と、びっくりされた。

そして2021年、59歳の直前、突然、目標を設定した。

テレワークで人の命を救う行動をしよう。59歳になる前に。

緊急事態宣言下、感染者が激増して、医療の圧迫が懸念される中、人の命を救うために自分ができることは、1社でも1人でも多く、テレワークをしてもらうこと。

お盆休み3日間、必死で、調査をし、実証し、noteを書き、コラム原稿を書き、動画も撮影した。その甲斐あって、JBpressの記事は、8月17日、誕生日のタイムスタンプで公開できた。自分への誕生日プレゼントだ。

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そして私は、59歳になった。

※夫は、私より2日遅い19日生まれ。2回ケーキを食べるのはもったいないと、間を取った8月18日が、我が家恒例の「誕生日ケーキ」の日。今年は、59歳×2のケーキだ。


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