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#23ロックダウン23日目 アーユルヴェーダドクターの教えを解説!

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたりイベントを運営したりしています。

昨日、ツイッターにも挙げていましたが、マノジドクターのコロナウイルスに関するアドバイス動画をUPしました。今日はそのアドバイスについて解説をしていきたいと思います。

コロナを防ぐためにやっておきたい生活習慣

まず第一に、消化のために軽い食事を取る必要があります。飲み物は温かいお湯を飲みましょう。休息のための運動をして、疲れを溜め込まないようにしましょう。昼寝や夜遅くまで起きていないようにしましょう。

自宅での生活が慣れないうちは、一日のルーティーンを整えるのが本当に大変です。理想の睡眠時間は、個人差がありますので一概に何時間とりなさいとは言いませんが、6000年のアーユルヴェーダの歴史の中でも、人間は太陽とともに活動する必要があるといい続けています。職業的に仕方のない人はいるかもしれませんが、そういった方はなるべく休みを増やすなど、体に負担がかかっていることを理解するだけでも違ってきます。

スチームを吸入する事もいいです。そのスチームには、トゥルシー、ターメリックを使用することができます。又は、トリファラを混ぜた水でうがいをするのもいいです。

咳には、二種類の原因があります。「乾燥」と「つまり」です。乾燥した咳は、ケホケホして喉のイガイガや、髪の毛や肌の乾燥も伴います。一方で、「つまり」の咳は鼻づまりや痰がでる咳です。いずれも、「温める」のが効果的です。お風呂は日本のアーユルヴェーダトリートメントです。シャワーより湯舟に使って汗をだしましょう。

ターメリックは非常に万能薬です。一番簡単な取り方はターメリックラテです。温めた牛乳カップ1にターメリックを耳かき程度入れてまぜて夜寝る前にのみます。

アーユルヴェーダでいう「水を飲む事」の水は常温の水です。できれば白湯を取るといいでしょう。体温より冷たいと、体の中に滞っている「つまり」をとる効果が半減してしまうからです。また体を冷やす行為は、アーユルヴェーダでは推奨されていません。

現在、好ましい食べ物は、シンプルで消化にいい料理です。野菜、緑豆を加熱したり、スープにして食べる事、常に白湯を飲む事をおすすめします。

アーユルヴェーダで進める消化にいい料理で、日本にあるぴったりな料理は「鍋」です。冬の定番料理ですが、野菜の鍋や湯豆腐は夏でも消化によく体を温めてくれるのでお勧めです。そしてもう一つ、「お味噌汁」です。日本のお味噌汁は、世界に誇れる健康料理です。たくさんの野菜を入れて具だくさんのお味噌汁を飲んでください。

避けた方がいい食べ物は、消化に重いもの、スパイシーなものを避けるべきである。例えば、脂っこいもの、揚げ物、ジャンクフード、ヨーグルト、冷たい飲み物、激しい運動、精神的ストレス、扇風機やエアコンの風を直接受けるのも避けましょう、

このビデオを公開した時、一番初めに聞かれたのが避けるべき食べ物に「ヨーグルト」が入っている事です。日本では特に体にいい食べ物として推奨されているので当然ですね。

インドでもヨーグルトはよく使われています。これは、日本のヨーグルトとインドのヨーグルトの味の違いが関係してきます。インドのヨーグルトは酸味が強く甘くないです。そのまま食べるとすっぱいのでインドでは砂糖を入れます。

ヨーグルト自体は酸味があるためピッタを上げます。これは味によるものです。日本のヨーグルトは甘いのが多いように思います。発酵食品という性質自体も消化に時間がかかるものです。ピッタ体質が強い場合、ドーシャのバランスをとるためには避けた方がいい食べ物の一つといえます。

さらに、冷たい食べ物でもあるため、熱が出たり、風邪をひいている時は避ける食べ物として挙げられます。

自然の資源を悪用してきたからです、神聖な気持ちで心を保ちましょう、毎日祈りましょう。

最後に、この部分ですが、コロナの影響により、交通量が激減したニューデリーでは、PM2.5の値が東京と同じぐらいになり、空気がきれいになったというニュースがありました。そして世界的には、オゾン層が復活しているという報告もあるそうです。

もちろん、信じない人もいるかもしれませんが、「祈り」は大きなパワーになります。なにより祈っている間がほんの数秒でも、その人の心が浄化されます。瞑想と一緒です。神様を信じない人は自分を落ち着けるつもりで祈るといいでしょう。

これらが、大きなエネルギーとなって時間差はあっても必ず実現するという事をアーユルヴェーダは知っています。現代のアーユルヴェーダ教授が最後にこの部分に触れた事は個人的には非常に感銘を受けました。自分自身を守るためにも、ぜひこのアドバイスを取り入れてみてください。

それでは、今日一日、素敵な日々をお過ごしください。

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