コロナに罹って入院したので諸々記す①

題名の通り、コロナに罹った。
本日2020年11月8日(日)、入院7日目である。

◎入院するまでの経緯
10月29日(木):夕方から体調不良を感じる。風邪のひき始めに似た感覚。なるべく早めに就寝。

30日(金):変わらず体調不良を感じたが、連休前で片付けておかないといけない仕事があったので出社。11月2日の平日を有給申請して4日間の連休にしていた。この4日間でセミナーサポートをする予定だったので、職場のことを区切りつけておきたかったし、仕事を持ち帰るつもりでもいた。

31日(土):体調悪化。セミナーサポートがオンラインとはいえ、話を聞いていられるような状態ではなかったので初めて熱を測る。38度を超えていた。この時点では単なる風邪としかおもっていなかった。咳、発熱、倦怠感、背中の痛み。風邪のひき始めで対処しきれなくて風邪を引いてしまった。食欲はなし。水分ばかり摂取。コーンスープやポカリスエットなど。
セミナー事務局と相談してお休みさせてもらう。

11月1日(日):前日ずっと寝ていたのに快復の見込みなし。38度台と37度台を行き来する。セミナーサポート休み申請。出汁の効いたおじやを食べてみようとやかんいっぱいの出汁を取る。出汁パック4袋いれて濃いめで作る。出汁はとても美味しかったが、おじやは食べる気になれず、廃棄。この日も只管寝た。

2日(月):平日なので病院に行こうと決める。寝続けていたので夜中の3時に病院のことを調べ始める。2日間寝込んでも回復の見込みがないことから、インフルエンザやコロナの可能性を考え始める。
体調不良のまま仕事をしたら、インフルエンザを撒き散らして周りの人に迷惑をかけたことがあるので、「ただの風邪かインフルエンザかコロナか調べてもらうことが大切だ」とおもった。
僕は東京在住なので東京都発熱相談センターに電話して相談した。24時間対応してくれるのもありがたかった。近所で検査をしてくれるところを何箇所か教えてもらった。
朝9時、病院が開く時間に電話をして、11時予約をとる。完全予約制なので、11時ピッタリに来院してくださいと告げられる。公共機関は使わないように指示される。
11時。病院に入るとすぐに小部屋に入るよう指示される。受付のお姉さんは5センチほどの隙間から声をかけてくるだけ。むっちゃ警戒されてる。
小部屋には即席の換気扇、空気清浄機、飛沫感染を防ぎながら診察ができる囲いがあった。
保険証の確認もビニール袋に入れての受け渡しと徹底している。
検査は事前にお願いしてある通り「風邪かコロナかインフルエンザか分かるように」なので、抗原検査というものをしてもらった。インフルエンザでやったことある人もいるとおもう。細長い綿棒を鼻の奥につっこむやつだ。
PCR検査は人手と時間がかかる。抗原検査だと15分程で結果がわかる。

15分後、先生が神妙な顔持ちで戻ってきた。
「コロナですね。(赤い線を指差しながら)これホントは出ちゃいけない線が出ちゃってるね」
「インフルじゃないんですか?」
「違うね。コロナが出たら保健所に連絡しないといけないから連絡しますね。自宅で待機していてください」

14時ころ、地元の保健所から電話。ヒアリングである。
発症がいつからなのか、感染ルートの特定のための2週間の行動などを聞かれる。
人と食事するときにマスクを外したり、ジムでマスクを外したりはしていた(ジムのルールに則って外した)。保健所としてしらべるみたいだが、感染経路は不明になるだろうとのこと。

入院は病院の空き状況によると言われた。当初次の日3日になるかもとの話だったが、当日2日でも都合付いたと。
17時入院で、16時半に介護タクシーが自宅まで迎えに来るとのこと。
保健所との通話が終わったのが15時頃で、1時間半で準備をしなくてはならない。体調悪いのに着替え沢山とか大変である。
保健所の案内では、8日(日)までの入院になるのではないかと。それに合わせた着替えを多めに用意して欲しいと言われた。これは後の記事で後述するが、入院は延びることになる。
準備をしながら、会社や家族に連絡する。
そんな中、また保健所から電話で、入院を16時半にしたいと言われる。16時したかったらしいが、流石に準備が出来ないだろうという配慮らしい。
30分でも早める理由がよく分からないが、このコロナは急激に悪化する場合があるから、なるべく早く入院させて、管理下に置きたいというのがあるみたいだ。
結果、16時に迎えが来て、16時半に入院。

介護タクシーは運転手が1人で、後部座席には普段使っているであろう介護用品が積まれていた。運転席と後部座席の間にはビニールで覆われていた。
コロナ発症者だというのは分かっているんだから密閉しますわな。

病院に着くと、直ぐにCTスキャンの検査をした。
肺炎になっていると診断された。
正直抗原検査だけでは、コロナ発症したという実感がなかった。風邪の間違いではないのかと。
「肺の外側が白くなってますね。肺炎です」
こう言われて、自分コロナなんだなと実感が湧いた。

②へ続く。

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