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Culture Centered Design

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街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。
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#今日の振り返り

容量を数値で表示 → ◯

詰め替え用洗剤のパッケージです。「特大」や「2倍」など通常より多いことを示す表示はよく見かけますが、ずばり1110mlと容量を数値で表示しているのは、珍しいと感じました。 容量がはっきり示されていると、単位あたりの単価を出すのが簡単なので、節約にも貢献できそうですね。

無糖かどうかわかりにくい → ×

みんな大好きヨーグルトですが、パッケージで気になっている点があります。自分は無糖のものを買いますが、無糖か加糖かの区別がつきにくいことです。 スーパーの値札は商品名の後に「砂糖不使用」と表記していて、商品パッケージでの無糖か加糖かの区別がつきにくいことを補っています。 低カロリーよりも、砂糖が入っているかどうかのほうが、目立つかたちで強調して欲しいと思います。

迷惑メールの文面がこなれている → ×

わたしはみずほ銀行に口座を持っていませんし、メールアドレスが明らかに怪しいのでスパムであることを確信しました。しかしこの詐欺メールは受信トレイに入っていました。 以前ならメール本文の文面が誰が読んでもおかしいものが大半でした。最近ではそれらしい内容に仕上げられており、ついうっかりリンクを開いてしまう人がいるかもしれません。 偽装される側の企業も大変だと思います。生成AIをはじめ、さまざまなツールも活用できるので、一見それらしい文章を作成するのが容易になってきました。憂慮す

フェンスがないと何の工事をしているかよくわかる → ◯

都心であればあるほど、店舗でも住宅でもビルの工事はフェンスに覆われていて、直接中の状態を見ることはできません。 しかしある程度郊外に出ると、フェンスや覆いに囲まれていない工事現場に出くわす場合があります。写真は土管のようなものを埋設しているようで、普段見れないものが至近距離で見ることができ、大変興味深いものでした。

サブチャンネルへの切り替え方法の表示がある → ◯

たまにしかテレビを観ないので、リモコンでサブチャンネルへの切り替えがどうやればいいか、よくわかりませんでした。 わかっている人には画面に重ねてしまうちょっとうるさい表示ですが、すぐできない人には有益です。 どれぐらいの時間、この表示を出し続けるのか、その調整も難しい問題でしょう。

キャップの外し方が図示されている → ◯

ぽん酢の容器本体はペットボトルとして捨てることができますが、注ぎ口は「プラ」のようです。容器本体がびんだった頃からずっとあった問題ですが、注ぎ口のキャップを外すのがとても面倒でした。 分別すべきと考えていても、面倒だからやらない人は多く存在します。しかしたまにしかキャップ外しは行わないので、その時うまく外せても、次にやる際にはコツを忘れてしまうことがほとんどです。 表示されている図でもわかりにくいと思いますが、少なくともパッケージに外し方が図示されているのは良いことだと思

カテゴリがわかりやすい → ◯

みんな大好きニトリの店舗です。人によって受け取りかたは様々ですが、売場のカテゴリ分けが一般的で、初めて訪れた人にもわかりやすいと感じました。 カテゴリには自社独自の造語を使っておらず、多くの人が想定する分類になっていると思います。このような分類は当たり前過ぎてつまらないかもしれません。 もちろんそれが嫌いな人はいますが、そのような人たちはターゲットユーザーではないのです。

価格プレートの掛け違い → ×

スーパーでの小さな発見です。下段の牛乳は208円ですが、その位置にある価格プレートは上段にある明治「おいしい牛乳」の278円になっていました。 このスーパーで毎日買い物をしている人なら、掛け違いだとすぐわかります。しかし慣れていない人だと、下段にあるものが278円だと思ってしまう可能性があります。 日用品の場合、特にこだわりがない限り金額には注目しますが、商品名などあまり見ていないからです。 逆に商品の相場感を知らないお父さんや小学生が買い物をお母さんから頼まれて、上段

川の水がきれいになるとゴミが見える → ×

川が汚れて水が濁っていると川底に何があるか見えませんが、きれいになると捨てられているゴミがよく見えてしまいます。 古タイヤや自転車が出てくるとガッカリします。これも過渡期と思いたいですが、川はゴミ箱ではありません。

置場を明示する → ◯

郊外にある食品スーパーで、什器や設備の置き場所を文字で書いたプレートで示しているところがありました。 このように誰でも見ればわかるようにしておくのは、人の入れ替わりが多い場合にも向いていると感じました。 工場などの現場では当たり前のことかもしれませんが、オフィスワークでは軽視されがちなことだと思います。

理由をはっきり示す → ◯

昨日スーパーに行ったら写真の案内がありました。確かに欠品していた商品がありましたが、理由をはっきり示しているのは好感が持てました。 翌日の今日には撤去されて、通常モードになっていました。

濡れた状態で開封 → ×

圧着ハガキを濡れた状態で開封すると、印字面が糊でくっついたまま開くので、何が書かれているか、まったくわからなくなります。 このような大失敗を避けるため、圧着ハガキが濡れていたら、十分乾かしてから開封しましょう。

名前のチカラ → ◯

月刊たくさんのふしぎ2022年12月号『名前のチカラ』という絵本を読みました。素晴らしく哲学的で、こどもの頃このような本に出会いたかったと思います。なんと15分で以下の項目が学べます。 プロローグ 名前は人間が作った 名前はなんのためにあるの? 名前と固有名詞 名前と区別 切り分ける名前 その国だけにある名前 姿や形のないものの名前 名前を知ること 興味と名前 エピローグ おまけ 巻末に「ふしぎ新聞」というコーナーがあり、これもまたほっこりする読者投