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Culture Centered Design

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街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。
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2024年2月の記事一覧

見出し表現の違和感 → ×

初めて読んだ時に「80万人超減」という表現はどうもピンときませんでした。超えると減るが一体化しているからです。 わかりにくいと感じた原因は、見出しの前半にある出生数と見出し後半にある人口減の数字は別の事象なのに、連続して置かれているので引きずられて同じと認識してしまったのかと思いました。 本文を読むと、見出し後半の80万人超は83万1872人とわかりますので、素直にその数字を四捨五入でもして「人口は83.2万人減少」とした方が良かったのではないでしょうか。 また、出生数

カテゴリがわかりやすい → ◯

みんな大好きニトリの店舗です。人によって受け取りかたは様々ですが、売場のカテゴリ分けが一般的で、初めて訪れた人にもわかりやすいと感じました。 カテゴリには自社独自の造語を使っておらず、多くの人が想定する分類になっていると思います。このような分類は当たり前過ぎてつまらないかもしれません。 もちろんそれが嫌いな人はいますが、そのような人たちはターゲットユーザーではないのです。

価格プレートの掛け違い → ×

スーパーでの小さな発見です。下段の牛乳は208円ですが、その位置にある価格プレートは上段にある明治「おいしい牛乳」の278円になっていました。 このスーパーで毎日買い物をしている人なら、掛け違いだとすぐわかります。しかし慣れていない人だと、下段にあるものが278円だと思ってしまう可能性があります。 日用品の場合、特にこだわりがない限り金額には注目しますが、商品名などあまり見ていないからです。 逆に商品の相場感を知らないお父さんや小学生が買い物をお母さんから頼まれて、上段

川の水がきれいになるとゴミが見える → ×

川が汚れて水が濁っていると川底に何があるか見えませんが、きれいになると捨てられているゴミがよく見えてしまいます。 古タイヤや自転車が出てくるとガッカリします。これも過渡期と思いたいですが、川はゴミ箱ではありません。

置場を明示する → ◯

郊外にある食品スーパーで、什器や設備の置き場所を文字で書いたプレートで示しているところがありました。 このように誰でも見ればわかるようにしておくのは、人の入れ替わりが多い場合にも向いていると感じました。 工場などの現場では当たり前のことかもしれませんが、オフィスワークでは軽視されがちなことだと思います。

理由をはっきり示す → ◯

昨日スーパーに行ったら写真の案内がありました。確かに欠品していた商品がありましたが、理由をはっきり示しているのは好感が持てました。 翌日の今日には撤去されて、通常モードになっていました。

濡れた状態で開封 → ×

圧着ハガキを濡れた状態で開封すると、印字面が糊でくっついたまま開くので、何が書かれているか、まったくわからなくなります。 このような大失敗を避けるため、圧着ハガキが濡れていたら、十分乾かしてから開封しましょう。

キャッシュカード振込のご利用限度額は変更されません → ×

昨日急遽振り込みの必要が生じ、何とかやりくりの末パソコンで無事振り込みを行うことができました。その際、一日あたりの振込上限金額を超える金額だったため、変更手続きを行う必要がありました。 上記は画面の一部ですが、下記のように書かれています。 想像でしかありませんが、おそらくシステムや業務の都合上、何らかの理由があるのだと思います。しかし、利用者からすれば、一日あたりの振込金額の上限といえば何を利用しようがひとつなので、統合されるのが望ましいと感じました。 もし合理的な理由