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Culture Centered Design

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街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。
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2023年7月の記事一覧

チェックリストは愚直に使えば役に立つ → ◯

ECサイトで配送先で組み立てが必要な買い物をしました。その際、配送と組み立て・設置を担当する方から作業終了後に確認事項のチェックリストを渡され、サインをしました。 この種のチェックリストは昔からありますが、形骸化していて内容をよく読まずにサインだけする場合がほとんどではないでしょうか。しかし、読めばそれなりに確認すべき点が網羅されています。 サービス提供者側もサービスを受ける側も、このようなチェックリストを真面目に読んで愚直に確認すれば、後からのトラブルも少なくなり、両者

要素を並べすぎて注意喚起になっていない → ×

高速道路から一般道への出口付近で見かけた逆走防止のための掲示です。ここは出口専用で入り口ではありません。なんとなく言いたいことはわかりますが、整理されておらず、とりあえず可能性のある言葉を羅列しただけとしか感じられません。 また、これでは目に入る要素が多過ぎて目移りしてしまい、逆に危険かもしれません。 もう少し言葉を厳選するとか、侵入させないためのグラフィックデザイン上の工夫が足りないように感じました。

贈答品には定番を → ◯

予定調和は嫌だと誰もが思います。しかし贈り物に関して、定番ではないオリジナルの創意工夫を凝らしたものは、その想いが相手に受け入れられるかどうかわかりません。 特にお土産やお中元・お歳暮などの贈り物については、結局無難な定番商品が好まれます。相手の好みを見抜いて、かつ想いを伝えられるのでなければ、定番商品にしておくのが良いと感じました。オリジナリティで勝負するのは別の機会に。贈答とはそういうものなのでしょう。

工事が終了して半年経つのに撤去しない → ×

ガードレールが破損していて危険箇所を示すためにロードコーンが設置されていました。ガードレールの修復工事が終了したのにも関わらず、ロードコーン一式がまとめられた状態で、その場に置きっぱなしになっています。 歩道の通行の邪魔にならないように、きちんと整理整頓されて置かれているので、歩くには実用上問題はないのですが、半年以上ずっとそのままの状態です。特に「危険」と表記されているので、危険でもないのに「危険」の表示があると、いざという時にその効果が薄れてしまう狼少年効果とも言える影

今年一番の暑さ → ×

まだ梅雨が明けていないそうですが、ここ数日関東内陸部ではとてつもない暑さが続いています。八王子ではなんと39.1℃を記録したようです。 水分補給を忘れず、熱中症にはくれぐれもご注意ください。

入口、出口を明確に区別 → ◯

郊外にある洗車場の出入り口です。出入り口のスペースが小さめで、敷地の奥行きが長い特徴的なレイアウトでした。 入口(IN)を有効を示す青色、出口(OUT)を禁止を示す赤色で、入場しようとしているドライバーに表示しています。INとOUTの文字の向きも重要です。合わせて誘導方向の矢印でも入口、出口を区別しています。 これぐらいやっておけば、路面のペイントによる誘導としてはひとまず十分ではないかと感じました。