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Culture Centered Design

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街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。
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2021年6月の記事一覧

衣料品のタグは必要なのか → ×

洗濯などの取り扱い表示や原材料を表示するために、衣料品にはタグが縫い付けられています。 ほとんど買った直後に切り取ってしまいますが、縫い付けられている場所がゴムの位置が多いので、タグを切った部分が肌に当たって、あまり快適ではありません。 高級品ならいざ知らず、消耗品である下着やTシャツなどであれば、衣料品本体に縫い付けず、シールで対応することで問題ないと思います。一度見れば十分な情報でしょう。また、情報化時代の現在なら、該当商品のウェブサイトを見れば、すでにその情報は掲載

食べ物を持ってゴミ箱に近寄る → ×

片手にこれから食べるハンバーガーやサンドイッチを持って、もう一方の手に捨てる予定のラップや包装紙を持ってゴミ箱に近寄ることはお勧めできません。 混乱していたり、ストレスを抱えていたりすると、脳のエラーでついうっかりこれから食べる食品をゴミ箱に捨ててしまうことがあるからです。安全のためには、両手に違う目的要素のものを持たないことが大切です。まず食品をテーブルに運ぶ。終わったらゴミを捨てるなど一回のタスクで実行することを分離するのが肝要です。

100円ショップの付箋紙 → ×

うまく1枚がきれいに剥がれず、破れてしまうものがあります。100円ショップで販売されているのが全部ダメとは言いませんが、3M純正でなくても、激安ではない商品を選びましょう。

ワンタイムパスワード表示時間が短い → ×

銀行振り込みなどで、アプリを利用したワンタイムパスワードの入力が必要な場合があります。 スマートフォンだけで完結する場合は、長押しコピーで解決しますが、パソコンで銀行振り込みをしている場合には、「画面キャプチャをとる」「物理的なペンで紙にメモする」などをしないと、数十秒でその画面が消えてしまいます。 最新のテクノロジーを使っているのに、何か理不尽な気持ちになりました。せめてもう少し消えるまでの時間を長くしてもらいたいと感じました。

坂道に設置されているベンチに角度がついている → ◯

急な上り坂の中ほどに設置されていたベンチです。よくみると、単純に路面に置いてあるのではなく、地面から水平になるように角度がつけられています。 座ってみると、確かにこうなっていた方が座りやすいことが実感としてわかりました。

ごみ分別シール → ◯

ごみ箱をごみの種類ごとに分けて使っている方も多いと思います。ごみ箱の色を変える、ごみ箱が置いてある場所で捨てる種類を覚えておくなど、やり方は様々な方法があると思います。 そんな時に分別シールは良い方法のひとつです。ごみに書いてある「プラ」や「PET」がそれを入れるごみ箱にも同じマークが書いてあること。これが脳に負担をかけないやり方なのです。 色や場所はルールを決めた本人はわかりますが、マニュアルにして貼っておかないと他人にはわかりません。誰でも見ればわかる分別シール方式は