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会社の問題点が見えてくる会議の無料診断って何??

はじめまして。Tayutoです。
COO代行、CMO代行、外部CFOとして主に中小企業を中心に、社のメンバーさながら、社の内側から改善、改良をする事を仕事としてます。
日々起こった事や、考えた事を記していきます。
お役に立ったら嬉しく思います。

労働生産性のお話し

いきなりですが、労働生産性を叫ばれて久しい今日この頃。
特に日本のそれはOECDの中でも悪い方にカウントされて、しかも年々順位を下げている、というのは有名な話ですね。

OECDデータに基づく2020年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、49.5ドル(5,086円/購買力平価換算)。米国(80.5ドル/8,282円)の6割の水準に相当し、OECD加盟38カ国中23位(2019年は21位)だった。経済が落ち込んだものの、労働時間の短縮が労働生産性を押し上げたことから、前年より実質ベースで1.1%上昇した。ただし、順位でみるとデータが取得可能な1970年以降、最も低い順位になっている。

労働生産性の国際比較:公益財団法人日本生産性本部HPより

『自分の会社の生産性はどうなんだろう?良いの?悪いの?』って気になりませんか?
まずは、よく言われる生産性に関する疑問って、こんな感じでしょうか。

  • 労働生産性って、そもそもどうやって判断するの?

  • 生産現場以外の仕事はどう判断するの?

  • 働き方改革とはどういう関係?  ・・・などなど。

皆を語るのは別の機会に譲りますが、一般的に『生産性』というと、『付加価値労働生産性』で語られる事が多いように思います。
となると、『付加価値労働生産性 = 付加価値 ÷ 労働投入量』という事になるのですが、ここで注目したいのが『労働投入量』なんです。
要は、同じものを作る、産出する、なら短い時間や少ない人数の方が生産性が高い、という事になりますよね?

例えば、年収500万円の人10人が2時間かけて会議をしたとして。
彼らは、年間250日で一日8時間稼働している、とします。

  • 500万円 ÷ 250日 ÷ 8時間 = 2,500円(時給換算)

  • 2,500円 × 2時間 × 10人 =50,000円  

この会議には50,000円の人件費がかかっている事になりますね。
これが、1時間で済むなら? あるいは5人で済むなら??
これが生産性、効率のお話しなんですね。

会議の傾向と会社全体の傾向の因果関係

実は、様々な会議はその会社の体質、文化を色濃く反映しているモノです。
その会社全体の労働生産効率の傾向は、会議の在り方を見るとある程度判ってしまう、という事になるんです。
どんな業種(建設業、人材派遣会社、運送業などなど)でも多かれ少なかれ、ミーティング、朝礼という名前の会議があるはずですね。そこに会社の文化・風土やクセ、傾向なんかが現れます。

スウィーツ食べながら、っていう素敵な会社もありました。

『時間通りに』会議を始める会社は、いろんな場面で『時間に余裕をもって』待ち構えているので、会社の安心感というブランディングに寄与します。
『時間通りに』会議を終える会社は、ダラダラ残業もしない会社とほぼイコールですから、下請けの会社にも評判がいい。
また、会議は本来、参加者が自由に発言する場であるはずですよね。
なのに【言いたい事が言えない=声の大きい人の意見で物事が決まってしまう】なんていう会議もよく見かけます。
そうなると、自由闊達な社風とは言い難いですね。
そんな会議から斬新なアイディアが出づらい、ひいては商品開発力なんかの弱体化に繋がったりしますよね?

会議の診断とは?

私は、それをいくつかの兆候を見つけるために会議を俯瞰させていただいて診断し、問題発見に繋げる、という事をやっています。
例えば、

  • アジェンダが会議の目的通りになっているか?

  • 意思決定者とファシリテーターが区別されているか?・・・

など多岐に渡ります。
ここから様々な事が見えてくるんです。
会社のハラスメント傾向やモチベーションの度合い、ブランディングに関しての意識やロジカルシンキングの浸透度合い、などなど。

最近では、とあるサービス業の企業に、フィードバックとして以下のようにお伝えしました。(抜粋です)

『 (前略)組織としてのモチベーションは一般的な企業、組織よりも良いとの判断をしました。
加えて、個々人の能力も高いと見受けられます。
しかしながら、ルール、決め事が確立されてないため、効率(生産性、その場の効率)に関しては改善の余地がおおいにあると判断します。
(中略)
意思決定プロセスを代表とした、業務プロセス全体に改善点がある可能性があると考えられるため、改善、善処により会社全体のまとまり、決め事遵守性、ひいてはモチベーション向上、などが更に臨めると考察します。 個人を尊重してきた事は組織の強みになっている事が見て取れ、他社との差別化要因と言えるでしょう。
まとまり、ルールを創っていく事が飛躍のカギになりそうです。』

もしこの記事を見て、あれ、ウチも何かしら該当するかも?と思った方は、一度無料で会議診断を試してみてはいかがでしょうか?
内側からでは見えないモノが見えるかも知れません。

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