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《歯列矯正》マウスピース矯正に踏み切った女の記録⑤ 右下の親知らず抜いた《インビザライン》

開いて下さってありがとうございます!

前回は「親知らずを抜いてからの過ごし方」についての記事を書きました。

今回は、右上の親知らずを抜いた日の話になります。

最後までお付き合い頂けたら幸いです。

① 「猫の爪」作戦が効かない

椅子に座ったら早速、麻酔をしていきます。

前回よりも麻酔の針を刺している箇所が多いです。
その都度、前回同様「猫の爪」だと思ってみますが今回は麻酔針の感触を誤魔化しきれませんでした。

麻酔が施された後は、こちらも前回同様、衛生士さんから歯を抜いた食後の対応について教わります。

1、2分が経過した頃でしょうか。

舌の右半分が麻痺したような感じになってきます。

「具合悪くないですかー?」と先生から聞かれたのでそれを伝えたところ、麻酔が効いてる証拠だと教わります。
加えて、「麻酔の効きが早いね」と言われました。

その時は(もしかして、寒いなか自転車に乗ってきたから血の巡りが良かったのかな?)くらいに思ってたのですが、後で調べたところ血行はあまり関係ないっぽい。

どうやら、下顎の骨は厚みがあって密度も高いので麻酔液が入りにくいらしい。
特に親知らずのあたりはそれが顕著で、麻酔が効きにくいケースが多々あるみたいです。

逆を返せば、骨に空洞が多かったりすると麻酔は効きやすいってことかな😂

それからまた1、2分が経った頃、頭がふわふわしてきます。
そして手足が若干震えてる?
眠る前の、ウトウトしかけてる時のような感覚にもなってきました。

口のほぼ半分に麻酔が回っているからか、唾が上手く飲み込めない。そのせいか、僅かに吐き気のようなものも覚えます。
(私は耐えられるレベルでしたが、異変を感じたらすぐに言ったほうが良いと思います!)

数分経った頃、先生が戻ってきました。

そのまま抜歯をするのかと思いきや、
「下の歯は顎の重要な神経に近い部分なので、安全かどうか念のためレントゲンで見て確認します」
と言われました。

正直「それ麻酔の前にやっとくべきじゃね??」とも思いましたが、歯医者さんの都合もあるだろうと自分を納得させ立ち上がり、レントゲン室へ向かいます。

麻酔が効いているせいなのか、はたまた恐怖なのか?手足に上手く力が入らない。怖いよー。
歯に施した麻酔が手足にまで回るなんて、人体すごいな…

撮影を終え、再び席に戻り安静にすることに。

頭がぼーっとします。ふぃーーーって軽く声が漏れそうな感じ。

唇もだいぶ動かしづらくなっており、なんとなく触ってみたところ、下唇の右半分の感覚が全くありません!まるで死体のようでした。

そして、抜歯しても問題ないってことなのでいよいよ施術開始です。

② 前回よりも圧迫感が強い!

2回目ともなると、バージンを卒業したような感覚で挑めます。

さあいよいよだ…と構えていると、先生から
「前回と違って、下顎を押さえて抜いていきます」と言われました。

麻酔が回っているからか、(まるで骨格矯正に来た気分だなぁー小顔になれたらいいな)なんて呑気に考えていました。


前回は抜くまでにほんの1分ほど(※体感)で済んだのですが、今回はそうもいきませんでした。


「痛かったら右手をあげましょう」と言われます。

親知らずに何度も強めの圧迫感
あんなに麻酔が効いていることを確認したのに、神経に到達する「ズン、」とした痛み。

(あ、これもしかしたらあかんやつかも、)と思い右手を挙げました。

まあ右手を上げたところで治療が終わるわけではないのですが、私の反応を伺いつつ、慎重に施術が行われていきます。

その後も3回くらい素直に右手を挙げました。

「ここ痛い?」と聞かれるたび「痛いっていうか、押されてる感」という微妙な返事をする迷惑な患者
力の加減などを調整してもらいつつ、なんとか抜歯終了。

いつ襲ってくるか分からない痛みも怖かったのですが、前回以上に「抜かれた」という感覚が無いのも怖かった。
(恐らくこの時に抜いたな、)というおおよその目星もつけられないです。

これは抜くのにまだまだ時間がかかるぞ〜と思ってたら、「傷口縫っていきますね」とのこと。
その時に「もう終わったんですか?」とか聞けばよかったんですけど、頭が混乱して言葉が出ません。もう委ねるのみ。
(縫われながら「本番の抜歯は次回やるのかな?」というバカな発想を抱いていました)

今回は氷室先生(※発言の件)にも会えなかったな。

③ 今回は消毒あり

お会計のときに、消毒する日を決めましょうと言われ、明日の午後に予約しました。

帰ってから口の中を見ると、なるほど縫われてる。
頬の肉を巻き込むようにして黒い糸で縫われている。

ほんとに抜かれたのか心配だったのですが、縫われたところは凹んでいるので抜かれているようです。

下の歯は大きいため傷口も広いとは聞いていましたが、1本抜けただけでだいぶスペースが出来たような気がする。

果たしてどうなるか分からないけど、綺麗な歯並びになるために無駄な努力じゃなかったと思いたいな… 実感できるのはまだまだ先になりそうです。

下に生えている歯は負荷が大きかった

上と下に生えているだけでこんなにも負担や時間が違うのには驚きました。
麻酔についても、前回より切れるまでに時間がかかりました。

施術中だけならよかったのですが、やはり当日以降も負担は続きます…。
次回はそのことについて書こうと思います。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!

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