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タクシーに腹立ったことがあるあなたへ(車を運転する人編)

(この記事は2018/09/20日の記事を改変して再投稿したものです)

あなたはタクシーに腹が立ったことはありますか?
結構いると思うんです。
別に気にはしないけど、そういえばあれ。とか。
そういうことって、解消できないじゃないですか。
腹が立つだけ立って、収まるまで待つしかない。
でも、その時間ってあなたにとっては凄く勿体ないと思います。

なので、そんな中でも今回は車を運転する立場でタクシーに腹が立ったことのあるあなたへ「ただ腹が立つ」のではなく、
少しは解消に役立つようなお話を贈る記事です。
車を運転することが少ない方は読んでいてもつまらないかもしれません。

それでは行ってみましょう。


タクシー運転手は追いかけられている

タクシーは、公共交通機関(含む解釈と含まない解釈あり)の中でも
極めて料金が高い移動手段です。

東京駅から新宿駅まで行くにも

電車であれば
200円  中央線利用

タクシーであれば
3500円前後  内堀通り、新宿通り

高速を利用したらさらに上乗せされますが、
とにかくタクシーは料金が高い。
それは理解して頂けると思います。

そんなタクシーの料金は、時間メーターと距離メーターで
金額が決まります。
(高速に乗っている間は時間メーターが止まります)

時間メーターは、

時速10km以下で走行した場合90秒毎に 80円

距離メーターは、

初乗り 1.052キロまで     420円
    237メートル毎に     80円

となっています。

この細かい数字を簡単に料金として割り出す場合は

400×距離

で計算すると、道の混雑状況により増えることもありますがおおよその料金が見積れます。

上記にある
東京駅から新宿駅までの3500円という料金は
まずはグーグルマップ等で距離を調べ7,8キロという表示が出たので

400×約8キロ= 3200円

プラスの300円は時間等も含め多めに見積って出しています。

料金算出の方法に話がズレてしまいましたが、
同じ場所へ行くにも、電車とタクシーでは3000円以上も差が出てしまう。
それに合わせて、時間が掛かると料金が上乗せされてしまう。

それがタクシーです。

タクシー運転手は、実車メーターを押した瞬間から“時間により上乗せされる料金”のプレッシャーを感じています。
そのため、
街中を走るタクシーは殆どが他の一般車に比べてスピードを出していますし
車線変更も多めです。

お客様を乗せた状態のタクシーは常に、
「スピード遅いと失礼」もしくは「わざと料金を上げるために遅くしている」というプレッシャーに追いかけられている
とも言えます。

だから許せとは全然思いませんが、そのタクシーによって腹を立たせられるのが一般の運転手の方だと思います。

とうことで、一般車に迷惑をかけてしまう「プレッシャーに追いかけられるタクシー」の動きを3つピックアップしてみます。

プレッシャーに追いかけられるタクシー三つ

まず一つ目は、
車線変更したくて、右に左に自然と寄っていくタクシー

車を運転している人で、タクシーが無理に入り込んできて
「なんやこいつー!ウィンカーも出さずにー」
と思う方、いますよね?
僕もその一人です。

でも、そんなことでイライラしていたら、せっかくのドライブの時間も楽しく無くなります。
右に左にフラフラ動いているタクシーを見たら、トムとジェリーの追いかけっこのシーンを想像してみてください。

タクシー運転手は
見えてもいない、もしかしたら自らが作り出しただけのプレッシャーをさらに大きくし、

逃げるのに必死なのです。

二つ目は
信号が青になった瞬間、勢いよく飛び出していくタクシー

よく見ますよね、
青になった瞬間飛び出すタクシー。

そういうときも想像します。

とにかく時間のプレッシャーから逃げることに、
早く目的地に着くことに必死なのです。

でも大抵、次の信号で止まっているところに追いつきます。
急いでもほとんど変わらないことを知れば楽になるのに。

全然関係ないですが、子ネズミめっちゃ可愛い。

そして三つ目は、
アクセルを踏みまくるタクシー

上の二つの動きをするならば共通してこれもあります。
車線を変えて急ぐ場合も、青になった瞬間に飛び出す場合も
両方ともアクセルを強く踏み込みます。

そして聞こえてくるのです。

「ブォーーーーーン」

この時は、もう想像も簡単です。

時間という止まることのない波、
自分で作り出しただけかもしれない「急げ」というプレッシャー、

逃れることに必死で
急ぐことに必死で

それがもう漏れてしまっているのです。

「ウォーーーーーーーーーッ!!!」

タクシー運転手全員とは言いません。
ですが、殆どのタクシーがプレッシャーの波が常に後ろに迫っていて
叫んでしまうのです。

「邪魔やな~」
「鬱陶しいな~」
「あいつどんな運転してんじゃ」

そういう運転をしているタクシーを肯定しているつもりはないです。
むしろ、運転中の苛立ちの原因の一つであるタクシーの無理な運転は
僕も邪魔に感じます。

邪魔に感じていつつも、僕もそんな運転をしていたら
その時はごめんなさい。

もし今度、腹立つタクシーに出会ったら「追いかけられているんだ」と
ちょっと違う視点をつくってみてください。
あなたの時間をタクシーへの苛立ちに使っていたら勿体ない。

車を運転しているときに
今回お伝えしたことを思い返すことが出来れば
余計なことでイライラしたり、正常な判断が出来なくなることも減り
楽しい時間を過ごすことができると思います。

腹立つタクシーもエンタメに変わる。


「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンタメ協会 発起人
ヨナシロ


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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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