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タクシーで急いで欲しいお客様から感じた『伝え方が9割』

タクシーをエンタメにしています、
ヨナシロです。

いつもタクシーエピソードを書いたり、集めたりしていますが
今回は気を遣いながらタクシーで急いで貰いたい旨を伝えてきたお客様の話。

※僕がそう思っただけの話です。

お客様をお乗せすると当たり前のように「急いでるんで」と伝えてくるお客様がいる。
大して変わらないことは理解しているのか、それともわざとなのか
その真相は分からないが良い気はしない。

だから以前こんな記事を書いてしまった。
少し愚痴っぽいが、急げと言う前にあなたは本当に急げと言えるような立場なのか?
と問いたくなることをそのまま書いた。

画像から感じ取って欲しいが、ただの愚痴ではなく少し遊びの気持ちがある事だけは理解していただきたい。

この記事のなかでこんな部分がある。

「先方へ遅れることを伝える電話の最中にタクシーの運転手に対して『すみません、あとどれくらいで着きそうですか?』と聞けば、先方にも、運転手にも、
急いでいるという状況や気持ちも伝わるし、出来れば急いでほしいという自分の都合を押し付けるのではなくて誠意が伝わる」
だから、この人の為に頑張ってみようとも思う。

こんなお客さまに出会えれば、少しは頑張ろうとする。

で、実際にはそんなお客様は存在する。
あえてそうしているのか、たまたまそうなったのかはわからないが、そんなお客様に出会ったときは
少し無理して危険じゃない程度に急ぐ。

でも、その方は一切「急いでください」とは言ってない。

電話での会話で今どんな状況かを相手に伝え、それがこちらにも聞こえてくる。
その上で「あとどれくらいですか?」
この人の気遣い力半端ないな~と勝手に思っただけではあるが、それくらいやりそうな雰囲気を持った方だった。

どんな状況であれ、どんなに雑な言い方をするお客様であれ、人との待ち合わせに遅れることが良くないことは理解しているし、出来れば急ぎたい、お客様が遅れないように頑張りたい。

ただ、伝え方ひとつで
「こんな奴の為に」となるか
「この人のために」となるか
は凄く大きくて、たった5分ほどかもしれないが時間にも現れると思う。

これって、タクシー運転手の、というか僕の自分勝手な考えかな?
とも思ったりするが、
どの立場、どんな人でも
「なんでそんな伝え方するのかな?」
と感じる瞬間はあると思う。


売上累計130万部を突破し話題にもなった佐々木圭一さんの著書、
「伝え方が9割」という本もあるくらい。
(勝手にタイトルに使いました、スミマセン)


タクシー運転手として色々な伝え方を感じるからこそ、伝え方は本当に大事だなと思うようになった。

自分も気を付けます。

ありがとうございました!

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