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「可処分空間」を利用した新たなコンテンツへの挑戦

「可処分空間」という言葉が今後出てきて、一気に増えるのではないかと思っています。
ここ最近、音声で街中の情報をお伝えするコンテンツを作り始めています。
エピソードと合わせて、僕がタクシー運転手のお仕事をする上で楽しむ理由を作っていた街中の歴史地理の知識習得というのは
タクシーエピソードとは違った面白味があると思っています。

「所得」「時間」「精神」あらゆる可処分

可処分といえば、
「可処分所得」があり、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入で、趣味などに使えるお金のことを意味します。
「可処分時間」というものもあります。
「自分の判断で自由に使うことのできる時間」と言われ、移動時間等、仕事が終わって帰って寝るまでの自由な時間のことを意味します。
スマホによって、ここ数年で奪い合いが大きかったのが可処分時間でYouTubeやゲームなど、お金を使わなくても暇な時間を埋めることが出来ます。
ここ数年では「可処分精神」と言われるモノも出てきました。
お金や時間以上の部分で考え方や価値観です。
例えば、
「○○というアーティストが好きだからそのアーティストの出したグッズを買う」
「〇〇さんの考え方や生き方を僕も目指しているからオンラインサロンに入る」といった
応援したいと言った精神的部分や、同じ考え方、価値観の人やブランドに対して結果的にお金や時間を払うというのが誰しもあると思うのですが、その価値観の余白であり“何を応援したいか、カッコいいと思うか?”“何を目指すか”と言った部分が可処分精神になります。

そんな可処分を奪い合ってきたこれまでのエンタメのなかに、
「可処分空間」というものがあることに気が付きました。

言葉としては生まれていませんが、空いた空間を利用することです。
事実上は空いた空間ではありません。
それでも、空間を利用することで生まれるエンタメの事を言います。
現状存在しているエンタメでこの「可処分空間」のコンテンツを上げると
ポケモンGOなどAR(拡張現実)のゲームになります。
街中と仮想空間を使うことで、今目の前にある現実空間にもう一層の空間が出来ます。
その空間に出来る空いている層のことを「可処分空間」としています。
ポケモンGOもそうですが、ハリーポッター魔法同盟やドラクエウォークもそうです。
現実空間以外に別の空間がいくつも存在します。
その一つとして、音声を利用した「可処分空間」のコンテンツが歴史地理の知識によるものです。

知るだけで現実空間が歴史のテーマパークになる

僕が歴史地理を調べる理由は、仕事に飽きないようにするためです。
歴史を知れば、走っている街中を現代、昭和時代、明治時代、江戸時代といったようにあらゆる時代のその場所の風景を思い浮かべることが出来、「あそこは○○、ここは△△」といったようにテーマパークみたいな感覚になります。
例を挙げると、丸の内の歴史を知っているだけで、そこを走るときに各時代の丸の内を想像したり、見たりすることが出来ます。
技術で出来ることとは違いますが、所謂ロマン的な見方です。

僕自身が好きで歴史地理を知ろうとしているだけですが、
きっとこれを楽しめる人は他にもいるんじゃないか?と思っていますし、
楽しむ人がいなくてもアウトプットで知識定着になるし、仕事中にお話のネタにも出来るので僕に損は一つもありません。
あるとしたら、情報が膨大にあって調べると終わりが見えないことくらいです。

そこに、可処分空間というモノの存在を感じたことで、音声を利用してエンタメにすることも可能ではないか?と考えるようになりました。
面白いコトになりそうな気がしていて、実験的にこのエンタメをやってみようと思います。

今日は以上です。



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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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