東京の生態系って面白いなぁと思っています。
東京って、ホント面白いと思います。
ふと、お客様をお送りしているときに生態系が頭に浮かんできました。
東京には歌舞伎町があれば、六本木、銀座、丸の内、原宿、秋葉原、
あらゆる地域が存在して、それぞれの地域によってタイプが違うというのは前々から思っていて、それはタクシー運転手の仕事をしていなくてもある程度誰でも想像できると思います。
人種の違い的な話です。
でも、それがもっと深く感じれるようになりました。
お客様をお乗せすると、その地に住む人、働く人など様々な方がいますが、
お客様の背景というのが見えてきて、そこには仮説的ですが共通点が存在します。
例えば港区、
港区でお乗せする奥様方は少し常識外れです。
「金持ちの奥様だから」なんて言うとなんとなく理解しやすいと思いますが、それが何故なのか理由を解明してみたいと思います。
港区周辺の子連れのママは一般的な子育てとは違う方が多く、極端なしつけを行っていることや、
車内で子供が暴れてもあまり叱らないことがあります。
少し前には、お乗せしてみると行き先も決まっていないのにとりあえず乗ってその場で停まっているときがありました。
車内では元気な保育園児の子供たちがワーキャー騒ぐのでカオスです。
そんな奥様方の常識外れなところは
仕事もせずに金持ちにご飯を食べさせてもらったり、家を借りてもらっている系の20代の港区女子がそのまま結婚したパターンなのではないか？
と見ています。
今はギャラ飲み、パパ活というモノまで存在し、それで生計を立てる方も少なくありません。
20代の港区で飲む女子は企業経営者など凄い人たちと飲んで、自分の存在価値が高いかのように気が大きくなっている人もいます。
そういった女性がお金を持った方と結婚し、港区周辺に住み、ママとなる。
見た目は基本的に美人が多いです。
港区女子も、奥様方も共通しています。
そんなところから、
仕事もしない港区女子(20代)
↓〔結婚〕
常識が理解できない奥様方(40代)
という構図で成り立つのではないかと考えています。
ちなみに、奥様方のエピソードも20代の養ってもらうタイプの女性も
どちらもお乗せしたことがあります。
あとは、
ＩＴ企業経営者と言う男性がギャラ飲みの女性と二人で帰っているとき、
車内の会話では都内でも高級住宅地と言われる地域に住んでるといいつつ、
最終的についたのはそこから少し離れた場所だったと言う場合もあります。
しかも会話のなかでは自分で高級住宅地的なニュアンスを入れる始末。
実際のところがどうなのかは知りませんが、
ＩＴ企業経営者だとしてもなんか変な感じがします。
エセのような。
運転手は都心部のどの地域であれば高級住宅地なのか知っていますから。
そんな感じで、地域ごとに見る人の違いに共通点をみつけたり、分類的に見たり、生態学として成り立たせることが出来るような気がしています。
それもあって、最近は生物学の本を漁り始めました。
学生時代は地学が好きで生物は一番避けていたのですが、今読んでみると生学って面白いと感じています。
東京の生態系、ハマりそうです。
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