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少しだけわかってきたこと

若い頃は ちっぽけな自分の頭の中だけで考えあぐねて『自分が何をすることがベストなのか』と言う類の正解も不正解もない様なことで踠き悩んでいましたが。

幾ら躓いても投げやりにならずに今できること(理由もわからず何故か気持ちが向く方向)をとにかく誠実にやっていき日々素直に生きていれば自ずと導かれる様に進む道が照らされていくものだなあ、と思うのです。

命の業とでも言うんでしょうか。損得勘定抜きで時間も労力も惜しまず注力して自然と手が動くこと。おそらくそれが答えなんでしょう。

それぞれ一人一人に必ずあるのだとおもいます。
私の場合は、どうやら手を動かして何かを創っていくことらしいです。多分。
同じことをずっとやっている様でも以前とは全く違う心持ちでキャンバスに向かっている気がします。一周してさらにまた新たな段階に進んでいる様な。
こうして自由に作業できていることは、とても贅沢な貴重な時間を過ごさせてもらっていると感じます。
最近はつくること・描くことに関して全く疑問や疑いや不安を持たなくなり、こっちで良いということだけは確信に近いものがあってとてもリラックスして作業できています。
とにかくキャンバスに向かう時は常に真っさら・無、であろうと思います。

数年越しで作業中。

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