ホーリーブルーとボク。②
①を読んでくださった方、ありがとうございました。
続きです。
…志知孝明
という人生初の推しは決まったものの、なんとなくの勢いでバクスタに来てしまったわたくし。
それがその後の運命を大きく変えることになるとは…。
さて、①の最後からほんのちょっとだけ遡り…
たまたま空いていた黒田ウーサーさんの後ろの席に座ったわたくし。
ぼちぼち始まった選手紹介→選手入場。
スタジアムに響き渡るMIYAVIさんの「Real?」。
これがカッコよくて鳥肌が立ちました。(今も)
紹介映像もジャギジャギ動いて惹き込まれます。
同時に応援隊も稼働し始め、バクスタが騒がしくなってきました。
みんな立ち上がり、太鼓に合わせ手拍子を始めます。
ドンドン!
シャンシャン!
「おー、すげーなー、やっぱり迫力あんなー。」
ぽけーっと右のほうを眺めていました。
寺田さん
「背番号7!ディフェンダー!志知孝明!」
シャン!シャン!アーイッ!
お、キタキタ。志知くん。
たわたわニヤニヤ。
キックオフ前。
ここまではとりあえず想定内。
まだ平静を保っています。
座ったまま、音がしないくらいの、見た目だけの手拍子で選手を迎えます。
(今思えば、それのほうが恥ずかしい)
…
選手入場が終わり、
写真撮影完了、
選手がピッチに入ってきます。
選手たちが各ポジションにつき、
ピーッ!!
キックオフ。
よし始まった!
勝つといいな!
志知くん活躍頼む!
ささやかな想いを乗せた試合が始まりました。
すると、
ドンチャン!ドンチャン!
ウオー!オー!オー!
バチ!バチ!バチ!バチ!
選手紹介から続いていた応援隊の応援ボルテージがさらに1段階も2段階も跳ね上がったように感じました。
!?
「あれ、さっきより音大きくなってきてない?応援、気合い入りすぎじゃね?こんなテンションが続く系なの?」
(応援隊の皆さんすみませんすみません)
試合中は、
行けー!うおー!o(`ω´ )o
このヤロォー!(怒
マイボマイボ!!マイボだよ!(怒
審判!!●●!よく見…(以下略
…
「…やべぇ、ここゆっくり観られないパターンじゃね?」
…席で縮こまるたわたわ小僧。
チヂマール。
「失敗したかな…。メインスタンドにしておくんだったかな…。バクスタってコワいオニイやんオネエやんばっかりなのかも…。」
(サポの皆さんすみませんすみません)
正直、
マジで、
そう思いました。
ブチ上がりの周りのテンションに全くついていけない状態。
感情を爆発させる人々にうろたえるわたくし。
マイボールになるだけで大歓声が湧き上がり、目の前で相手のファールが起きようものなら、怒号が飛び交う。
なんか、うーむ、やばいところに来てしまった。
(´∀`*)オワタオワタ
かと言って、帰るわけにもいかないので、遠慮してすぎて聞こえないくらい小さな拍手で応援。
パチパチ。
いや、ペチペチ。
いや、プチプチ。
と、試合終了間際まで萎縮しっぱなしのたわたわ小僧でした。
でも、収穫もありました。
それは、バクスタのほうが選手との距離がすごく近いように感じられたことです。
(誤解が生じると良くないので…メインスタンドがダメとかという意味ではないです。むしろ試合全体はメインのが見やすいかも。
なんかこう、
一体感があるというか、
一緒に試合してるというか、
選手たちの表情が見やすいというか。
現監督の秋葉さんが“ファミリー”なんだと表現するものをこの時に少し感じ取れたのかもしれません。
で、
試合は、1点ビハインドで均衡した状態が続いていました。
最終盤まで負けていたと記憶しています。
(間違っていたらすみマソン。パクチソン。)
「あー。負けだー。
試合は面白かったけど、
こりゃ混む前に帰ったほうがいいのかなー。」
そう思いました。
が、そう思っていた矢先、
ゴール前で村田選手がボールを落とし、走り込んできたのは!
そう、志知選手。
左足から志知キャノンが放たれました。
ズドン。
うおわぁーーーっ!!
志知くーーん!!
キターーッ!(=´∀`)人(´∀`=)
はい。
すみません。
騒ぎました。
騒いでいいという環境だとその時に理解したとともに、1/3の純情な感情爆発な自分もそこに存在していました。
それがきっかけで、バクスタの右のほうの方々と同じ方向へ寄っていってしまうのでした。
なんだか気持ちが分かってしまった??
のです。
(全然浅いです、すみませんすみません)
普段抑制している感情を爆発させる楽しさ。
応援している人の活躍する喜び。
サッカーには、こういった要素があちらこちらに散りばめられているんだと思います。
そう、そして、そこから毎試合、その沼にズブズブとハマっていくことになるのです。
抜け出すのがなかなか難しい楽し沼に。
今もその途中。
途中経過↓
オラァ!!(怒
ファールじゃ!ファール!(怒
ハンドだろうよ!!(怒
審判!時間短いよ!オイ!(怒
遅延だ!遅延!(怒
平塚くん!スライディングうまいよ!
↑今やこうなりました。(現在コロナで自粛中)
ただ、もちろん相手に敬意は払いますし、素晴らしいプレーには大きな拍手や声で激励することも忘れません。
と、まあ雑駁な感じで好き勝手に書いてきたのですが、要は、推しの選手のゴールが試合を観戦するスタンスを大きく変えてくれて、結果、楽しい週末が増えたという話です。
あと、ホーリーホックの試合は、それを知るのに現状でも十分すぎるクオリティを持っているということ。
(もちろん、新スタ構想とか、J1昇格とか、もっと魅力マシマシになる要素はたくさんあります!)
あ、あと、ここには書けなかったけど、ホーリーはファンサも最高。
(バス待ちとか、アツマーレとか)
早く復活しないかなぁ。
②も読んでいただいた皆さんありがとうございます!
また今度は、印象的だった試合・選手や2020〜2022にかけての推し選手などを書いてみたいと思います!
最後までありがとうございマシマシた😊
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