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「正しい道ききナンパ」「間違った道ききナンパ」

岡田です。


今日は、本当につい最近、
アプローチ活動を開始した人の
相談をシェアする。


■相談者からの相談メール

お世話になっております。
特別tav会員の==です。


昨日はメールのご返事ありがとうございました。
数多くのご質問であったにもかかわらず
一つ一つの質問に丁寧にお返事していただき感謝しています。

本日は1時間アプローチを行いました。
声かけ数は2人で
どちらの方も丁寧に道を説明していただきました。


軽く共有スペースを交えながらの談笑も
少し行うことができた感じです。

しかし自分の中で1つ思うことがあります。

アプローチ活動を始めてまだ
少ししか日数が経っていないのですが、
道聞きを行うなかで自分が思っていた以上に
丁寧に教えてくれ、
中には信号待ちをしていたのにも関わらず
1回青を見逃してまで説明してくれる子もいました。

その後に実はナンパだったと言うのは
自分の中で勇気がないというよりも
申し訳ないと思ってしまいます。


ここでご質問させて頂きたいのですが、
これから自分はアプローチ活動を
どのようにしていけばいいでしょうか。


1 道聞きアプローチの実録を1つしか持っていないので
他にも購入してまずは
初心者にも優しい道聞きアプローチで連れ出すことを考える

2 ロストアプローチまたはドロップアプローチを行う。
ロストの実録音声は割と手元にあり、ドロップは少し持っています。

道聞きで無視がなかったことから
以前に比べてもしかしたらできるかもしれないと思っている状況であり、
先日公開されたマナー講師の実録音声を聞いて、
面白すぎていずれこういうアプローチができるようになりたい!
と思いました。


■岡田の答え

私の指導経験上、アプローチ活動をスタートさせた
人には、大きく分けて3つのタイプがいる。


タイプ1、相互コミュニケーション力が高く、
最初からそれなりに出来る人。


タイプ2、相互コミュニケーション能力が平均的で
経験と供に徐々に出来てくる人。

タイプ3、相互コミュニケーション能力が低く、
経験を重ねても、苦戦する人。


なぜなら、相互コミュニケーションとは
1つの物事に対する理解と再現能力
がそのまま、現れるからだ。


 数年前までの私は指導力そのものが
力不足だったので、このことを
正しく理解していなかった。


それにより、例えばTAVを聞いて
「すぐ出来る人と、出来ない人」
に分かれた時に、もちろん、
「出来ない人」に歩み寄った指導はするものの、
では、どこから手を付けていけばいいのか?
のハッキリとした正解を持っていなかった。


だが、今は、それを
ハッキリと理解している。

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この相談者の場合、
アプローチ活動をスタートさせて、
最初はロストやドロップなどの

インパクト&ユーモアのアプローチ方法を試みた。
だが、思う様な結果が出ない。


この時点で「タイプ1」には該当しない。
「タイプ2」か「タイプ3」に該当する。

そういう場合はもちろん
ロストやドロップ、あるいはソレ以外の
インパクト&ユーモア要素のあるアプローチ方法を
継続して行い、感覚を養う。
というルートもある。

それはそれで正しい。
私が辿ってきた道も、それに近い。


しかしもっと確実に、
1歩ずつ前に進んでいる実感があった方が、
モチベーションが保たれる人は、
一旦「道きき」でスタートしてみる。


なぜなら

1、ストリートで女性に声をかける事。
自体に馴れて行ける。

2、もしあなたが「タイプ3」だとしても
取りあえず反応は取れるので、会話の経験を重ねやすい。

3、道きき → ユーモアと移行していくことで
「ストリートで話しかけた相手を楽しませる」
感覚を掴みやすい。


という3つの利点があるからだ。


しかし、そうした時に、
この相談者同様、こういった疑問を
感じる人も出てくる。


「道ききの後に実はナンパだったと言うのは
自分の中で勇気がないというよりも
申し訳ないと思ってしまいます。」


そして、こういった解釈をする場合、
その人は「タイプ3」に該当する。

なぜなら・・・・

■不正解な「道ききからのユーモア移行の感覚」

女「道を教える」

男「うんうん」

女「道を教える」

男「ほうほう」

女「道を教える」

男「うんうん」

女「道を教える」

男「ユーモア (実はナンパでした」

女「・・・は?」

これは当然そうなる。

■正解な「道ききからのユーモア移行の感覚」

女「道を教える」

男「うんうん」

女「道を教える」

男「おーそっちですか!」

女「笑、道を教える」(リアクション微妙にでかw)

男「笑、はいはいはい」

女「道を教える」(めっちゃノリ良く聞くやんw)

男「教えてもらう姿勢が崩れない程度のユーモア」

女「笑、道を教える」(おや?wナンパか?)

男「笑、え、めっちゃ道詳しいじゃないですか
もしかして地主ですか?」

ここで、初めて、踏み込んだユーモアを仕掛ける

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という様に、
こちらのリズミカルな相づちと
小さいユーモアを織り交ぜ、徐々に、

「あれ?これってナ・パ?」

「ナ・パだよね?多分」

「絶対ナンパじゃんw」

といった、心理変化を促す。

「ナンパ伝える」のではなく
「薄々、感じさせていく」
という解釈が正解だ。

そうすることによって、
相手に、受け入れ態勢が整った所で
勝負のユーモアを仕掛ける事が、できるからだ。

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つまり、元の話に戻ると、
「道ききアプローチ」一つを切り取っても、


タイプ1、相互コミュニケーション力が高く、
最初からそれなりに出来る人。

→「道ききで初めて、馴れたら1つ笑わせてみましょう」
の指示だけで、その意図がわかる。


タイプ2、相互コミュニケーション能力が平均的で
経験と供に徐々に出来てくる人。

→ 実録音声を聞いたらやるべきことがわかる。


タイプ3、相互コミュニケーション能力が低く、
経験を重ねても、苦戦する人。

→サポートを利用し、理解度を高めたら、
やるべきことが、わかる。

という3つのタイプに分かれるのだ。


ちなみに、この相談者は
「タイプ3」に該当するが、
今回のメールを読み返せば、

今、あなたがやるべきことは
わかったので、とりあえず前に進めるはずだ。


少し進んだ後、次の課題がでてきたら
また相談して欲しい。

ただ「タイプ3」と言ったことについて
ショックを受ける必要は無い。


なぜなら、あなたは、
「ナ・パの世界において、最も必要な2大要素」

「行動力と継続力」を併せ持っているのだから。
これこそが、誰もが欲しがる武器だ。


これさえあれば、いずれ
なんだって不可能を可能にする。


ありがとうございました。


岡田尚也

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