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ステンレス鍋とカトラリーのピカピカになる磨き方

約20年愛用している、クリステルのステンレス多層構造鍋。強火の必要がなく弱火でコトコト、長時間の煮込みによく使っています。特にトマトソースの煮込みをした後は、酸の効果で鍋の内側がピカピカになり、お手入れの手間が省けるので、積極的に使っています。

普段は使ったら中性洗剤で洗うだけ。焦げができたところはその都度100均などで売っているスチールウールたわしで落とします。焦げは焦げをよぶので、こまめに落とすのが大事ですね。

何度も使っていると、輝きがなくなったり、底の取れにくい汚れが気になってくるので、適度にステンレス専用クレンザーで磨いています。「先生のおうちのお鍋はいつもキレイ」と仰っていただくことがあり、年末の鍋磨きにあわせて秘訣をご紹介したいと思います。

クリステルは入れ子になって収納場所を取らないのも気に入ってます

磨く時は、ステンレス用のクリーニング リキッド・クレンザーを使います。目安量は小さじ1くらい。やや高価ですが、毎度少量なのでなかなか無くなりません。そこに輝きを増すために、レモン汁や酢を大さじ1くらい加えて、プチプチ(梱包材の切れ端)でくるくると磨いていきます。底の取れにくいところは歯ブラシやスチールウールたわしを使うとよく取れます。

レモン汁や酢のクエン酸は、水垢、虹色の汚れ、焦げを落とすのに効果的で、クレンザーだけよりも曇りがとれてピカピカに光ります。トマトソースで煮込んだ後に鍋が光るのも同じです。「鍋の曇りは心の曇り」と申しますね。えっ、申しませんて?(笑) 洗い流して水分をふき取ったら、それはもう感動的な輝きで毎度うっとり、晴れ晴れします。気分がもやもやしてる時にも鍋磨きはすっきりするのでおすすめですよ。

おまけにもうひとつ。イタリア料理ではレモンをよく使いますが、果汁を搾った後の皮をシンクにこすりつけると、光って良い香りがします。最後まで有効活用できますね。

ついでにカトラリーも磨いちゃいましょう。食洗器を使っていると、表面にムラができて、洗ってるのに汚れてるように見えることがあります。ここではメラニンスポンジを使って、少しクレンザーとレモン汁をつけて優しく磨きます。

ミラノから連れ帰ったクリストフルのナイフフォーク

磨いたら拭いて、カトラリー入れに仕舞います。

ローマのスペイン広場近くのショップで見つけたカトラリー入れ

1本ずつ仕舞う時には、しあわせな安堵感に包まれています・笑

くるくると包んでリボンでとめて引き出しに仕舞います。今年もよく働いてくれました。ありがとう!次の出番までゆっくりおやすみなさい。


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