あたしの宝物

とにかく可愛い。

あたしの宝物は、間違いなく『娘』だ。

まもなく1歳を迎える娘は

生まれてくるまでにも

色々なことを経験させてくれた。

悪阻はほとんどなかったけど

まず初めは『単一臍帯動脈』

ある日の健診で先生がやたらとエコー画面とにらめっこ。通常2本あるはずの動脈が1本しか見えないと。。。

今時はなんでも簡単に調べられるから逆に怖くなった。

調べれば調べるほど怖くなった。

次は『逆子』

コレには分娩中にまで悩まされた(笑)

妊娠中は出産直前までクルクルされて

帝王切開の予定を組んでは元に戻りを繰り返す。さすがにもう羊水も減ってきた…という時でもクルクル。


「心音が聞こえない」

分娩台の上で助産師さんの声が聞こえた時は色んなことが頭をグルグルした。当直の先生も「こりゃ緊急帝王切開だな…」とぼやいている。

総合病院だったから、当直の先生が産婦人科医じゃなかったからか、すぐには切られず、産婦人科専門医の先生が来るまで分娩台の上で四つん這いになったりした。

結局、緊急帝王切開にはならず、吸引分娩で無事に生まれてきてくれた。

泣き声が聞こえた時、本当にほっとした。

本当に本当に嬉しかった。今思い出しても泣ける。

はじめての子育ては手探りで、自分の体力の無さにも呆れた。


まもなく1歳。。。

娘はこのコロナ渦の中で、あまり遊びにも行けず、何を感じて成長してきたのだろう。何を思っているのだろう。

悩みは尽きない。

でも何があっても

彼女はあたしの宝物だ。


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