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牡牛座として生きてゆく

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牡牛座として生きていくと決めた私の、有事の選択や、これからのライフスタイル。五感に長けた牡牛座としての生態や、お気に入りの物をしつこく愛でる習性についてなど。
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#小説を書くこと

牡牛座として生きてゆく

選択肢の中から、どれかひとつを選ばなければならないとき。理屈的に正しそうなものと、なんとなく気になるもの。どちらを選ぶべきか、いつも迷って動けなくなる。 何年か前、たまたま手に取った鏡リュウジさんの著書『牡牛座の君へ』の中に、その答えはあった。他にも人生で迷いがちないくつかのことに、指針と染みるような心地良い言葉が添えられている。 この本と出会ってから私は牡牛座として生きてゆこうと決め、『牡牛座の君へ』は聖典となった。   * ブッダ、アドラー、ポジティブ、感謝、日頃

読書をしたくてブルーレイが壊れる

私の部屋にあるブルーレイが壊れた。 ディスクじゃなくて、本体の方。 そういえば夏の間、時々激しくうなっていた。 私は録画したお気に入りの番組を、何度も繰り返し見るタイプである。だけど―― 見たい番組録画できなくなる! 急いで買い替えなきゃ! ――という考えは、意外にも一瞬で終わった。 「……しばらくこのままでもいっか」 と様子を見ることにした。 ブルーレイではなく、私の様子を。 すごく久しぶりに「読書に没頭したい」と思い立ち、ちょうど小説を読み始めていたときだった。

天の祝福

イギリスの人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』。アマチュアのベイキングコンテストで、イギリスでは社会現象にもなったとか。私も大好きで、シーズン7まで毎回録画し、何度も繰り返し見た。 (『Dlife』はとても良いテレビチャンネルだったのでできれば復活してほしい) どのシーズンもファイナルは特に好きで、優勝者の発表は私も固唾をのんで見守り、最後は拍手で称えながら涙したものだった。 最近Eテレで再放送されたシーズン1のファイナルは、なぜかとても、私の心に刺さった。 優勝者発