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困った状況のまっただ中。 どうしたものかと途方に暮れているとき。 心の中で唱える言葉がある。 「せっかくだから」 途端に、硬直していたはずの私の思考は、ポジティブな方向へと進みだす。 小説を書いているから出た言葉なのかもしれない。経験はすべて、小説の肥やしになる。 たとえ嫌なことであっても、「せっかく滅多にない状況なのだから」と思った途端に気持ちは取材モードへ。 * いつだったか、お手洗いを借りたくて、とあるコンビニへ行ったときもそうだった。 入店した途端に聞