バレー部だったおかげで就職できた話
初めて就職した先での私の仕事は、商品カタログの制作だった。それまで外注していたが内製化することになり、私が専属ということで採用になった。
外注から内製へ移行する間、助っ人で来ていた男性がいた。ポパイのブルートに似た人で、制作に関してはベテランだった。
私が働き始めて少し経った頃のこと。
その日私は、隣に座るブルートさんから指導を受けていた。
お昼になってブルートさんが事務所から出ていくと、ななめ向かいの席で仕事をしていた40代くらいのメガネの男性から、突然声をかけられた