『医龍』を知ったら、全身麻酔のときやっぱり数えちゃうよね
ドラマ『医龍』で、阿部サダヲさん演じる天才麻酔医の荒瀬門次なる人物がいた。彼はいかなる患者も、「ひと~つ、ふた~つ……」とゆっくり数えて「にゃにゃ~つ(7つ)」で見事に意識を落としていた。
その後しばらくして、私に手術の話が持ち上がる。卵巣を片方摘出しなければならず、泣くほど落ち込んだのだが、一方で「全身麻酔を観察するチャンス」とワクワクしていた。
入院。そして手術前夜に麻酔医から副作用の説明を受け、いざ出陣である。
看護師さんに案内され、スタッフ専用のエレベーターで見