過去のライブを振り返る〜Aqours2ndライブ編〜
唐突だが私はライブが好きだ。ライブそのものだけでなく普段どこに潜んでいるのかもわからないオタクたちとの遭逢。会場に向かうまでの遠征。これら全てを含めた非日常感がたまらなく好きなのだ。
現在はコロナ禍で行きたいライブが中止、または延期になってしまった人たちも大勢いるだろう。私もその一人だ。ということで今回は現実逃避の意味も込めて過去に私が参戦したライブを振り返っていこうと思う。
Aqours2ndライブツアー(埼玉公演)
2017年に行われたAqours2回目のナンバリングライブだ。8月から9月にかけて日本ガイシホール(名古屋)、神戸ワールド記念ホール(神戸)、そして埼玉のメットライフドームで開催されたラブライブシリーズ初のライブツアーだ。
このライブが私が初めて現地に行ったライブである。私自身はチケットが当たらなかったが、中学時代からの友人であるFという男が連番で当ててくれたことによりこのライブへの参戦が決まった。余談だがこのFという男は私と何度も連番を組んでライブに行っている戦友のような関係なのでこのシリーズが続くとしたらまた出てくると思われる。
オタクの朝は早い。埼玉公演は何故か金曜日に開催されたということもあり当時高校生だった私たちは学校をサボ…ではなく理由をつけて休み、始発で出発した。
そして私たちは何を思ったのか現地には行かず、池袋の映画館で物販を買おうという思考になった。現地の方が沢山売ってるからそっちの方が絶対いいはずなのにだ。今思い返すと馬鹿だとしか思わない。
そんなこんなで朝の6時半に池袋へ放り出された私たちは何とかマックを見つけ、そこで時間を潰すことになる。窓際の席からは出勤している会社員や制服姿の学生も多く見えた。彼らはいい見本である。
マックで2時間ほど休んだ私たちは物販会場に赴くことになる。先程述べたようにライブビューイングが行われるといえ、映画館の物販は少なく限りがあるから早く行かなくては無くなってしまう恐れがあったが、私たちは2番目に並ぶことが出来た。運が良かったと思う。
これがその時買ったグッズの一部だ。三年半もの時が経ち、使用感が見られるが今でも問題なく使えるレベルにはなっている。
物販を買い終えた私たちは数ヶ月前に初めて出来たオタク仲間と合流することになる。そしてゲーセンやカラオケで時間を潰し、満を持してメットライフドームへと向かうことになる。
ここで予想外の出来事が起こる。電車に乗るためにホームへ向かったのはいいがどの車両も満員なのだ。インドの電車かい!とツッコミたくなる気持ちを押さえ、何とか隙間に体をねじ込めた瞬間にドアが閉まった。仲間たちとはバラバラになってしまったが、無事に乗れたようで安心した。(一人を除いてだが…)
こうして某都知事が見たら発狂しそうな程密になった空間で私は高揚感を覚えていた。ついにライブに行くんだ…!Aqoursに会える!と。
数十分電車に揺られ、ようやく西武球場前にたどり着いた。改札を出るとそこにはオタクで溢れかえっていた。
再会したFと共に会場へ入る。私たちの席は上から数えた方が早く、キャストもほんの少ししか見えないぐらいだったがそんなものは関係なかった。この空気と一体になれることだけで充分だったのだ。時刻は5時前、いよいよ開演だ。
ライブの内容については詳しく話さないが、最高の一言だった。初現地の補正もあるとはいえ、私が参戦した中では未だにこれが最高のライブだ。
この記事を読んでAqoursに興味が出た方。または2nd以降にハマってライブ内容が気になるという方はぜひライブブルーレイを見てもらいたい。
写真のメモリアルBOXは生産限定なので現在売っているかわからないが、Day1Day2で分かれているブルーレイは今でも手に入りやすいので購入するかレンタルでもして見てほしい。
ところでライブに参戦したことのある方の中で家に帰ったあとに虚無感があったという方はどのくらいいるのだろうか。私はこのライブ以外で虚無感を感じたことが無い。どのライブも同じくらい充実していたはずなのになぜあの時だけだったのだ。
今回はこの辺で終わろうと思う。他に書くことがなかったら続けて投稿しようかなと考えてたり。
それでは。
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