ブルーピリオドを読んだ

元々絵やダンスなどを題材にした漫画は結構好きだった。明確な答えがわからないものに対して悩みながらも登場人物が自分なりの答えを見つけていくまでの過程を見ているとなんだか元気づけられる。

私は読んだ作品にかなり影響を受けやすい性質なのかなと思う。本を読んでいるときは自分がその世界に入り込んで観測している神様のような視点で物語に没頭する。読み終わったときの今の自分がまだ物語に入っていた余韻を引きずりながら何か行動しなくては、という焦燥感に駆られる。何もしていないときは自分の人生の意義と直面させられるように思えて怖くなる

自分の人生を振り返っても勉強に没頭するほど楽しんだことは多分一度もない。様々な資格にも挑戦してきたけれど資格に合格すること自体を目標にしてしまっていてそこから先の情報は何も仕入れてないからどこか違う気がする。

この漫画を読んで、他人は他人でしかないのだから自分の意見や好きに思えたことに自信をもっていい、と言われたような気がして少し元気づけられた。

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