自由律俳句をやっていく第1回

どんな葉脈でもマップ君の部屋へと辿り着くならば

十階の窓から投げ捨てられたのはフルートだった

牛か鶏を買ってきますんでお魚は大丈夫です少しあれば

彼が帰ってくる頃には彼女は元のテーブルコショーでしためでたしめでたし

性別を知らない仲間が町内に何頭いたっていいという(君の)飼い犬

「パラソル」ってあなたの声を受け止めた鼓膜の喜びと近い響きだ(耳介道の開き具合とも)

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