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蛭間拓哉のお話

まず初めに

前回の記事を読んでいただいた方々本当にありがとうございます。
noteを作成するモチベーションにも繋がりますので今後ともよろしくお願いいたします。
今回は2022年ドラフト1位指名を受け、停滞している外野陣を一掃できるかもしれない蛭間拓哉選手について書いていこうと思います!

身体スペック

2023
身長 177㎝
体重 87kg
左投げ左打ち                 「西武公式HPより引用」

入団後の成績

2023
ファーム
171打席 打率.298 3HR 四球15 死球0 出塁率.357 OPS.827
1軍
 223打席 打率.232 2HR 四球14 死球0 出塁率.280 OPS.537 
出塁率+長打率を表すOPSが.600を下回っており寂しい成績となっています。ただ月別で確認すると6月.654・7月.505・8月.691・9月.431を記録しており、打低リーグ+プロ1年目と考慮するとそこまで悲観する必要もないかなと個人的には感じました。

打撃スタイル

ここからはDELTA様のデータを引用しながら記載していきます。
打撃傾向                
BB%(四球割合) 6.3%             (近藤選手 17.8%)
K%(三振割合) 16.6%             (大島選手 8.7%)   
BB/K(四球と三振の比) 0.38%          (中村晃選手 1.13%)
O-Swing%(ボールゾーンスイング率) 35.2% 
Z-Swing%(ストライクゾーンスイング率) 74.9%
Whiff%(スイング率) 19.7%                                      (中村晃選手 9.5%)
SwStr%(空振り率) 10.5%             (中村晃選手 3.5%)
O-Contact%(ボールゾーンコンタクト率) 70.1%
Z-Contact%(ストライクゾーンコンタクト率) 86%
Contact%(コンタクト率) 80.3%


上記の数字を簡潔にまとめると
・空振りが10%近く記録し、ボールゾーンの見極めができていない
・そのためボールに手を出してしまい必然的に空振りが増えてしまう。
・ただし、コンタクト率自体は80%近く記録しておりプロの環境に慣れていけば三振数を減少できる可能性はある。

守備に関して

蛭間選手の一軍における最多起用はRF
ARM(送球による貢献) 0.6               
ファーム(RF時) 1.6
RngR(守備範囲) -3.6                                                                         3.1
ErrR(失策抑止による貢献) 0.2                                                         -0.7 
UZR(守備全般での貢献) -2.9                                                            4.0 
UZR1000(1000イニング当たりの守備全般での貢献) -6.6               27.0
    1200(1000イニング当たりの守備全般での貢献) -7.9               32.4


・守備は上手くはなく範囲もマイナスを記録している。
・ただしファームにおいては軒並みプラスを記録。
・UZRはあくまで同リーグ同ポジションと比較して優れた守備を記録したかを計るもので、今年1年だけで判断するのには適していない。

最後に

お疲れさまでした!
ドラ1ルーキーとはいえ、蛭間選手にとってはなかなか苦難だらけの年となってしまいました…。とはいえWARで見ると、新人で1軍200打席以上立ち続けそれで5位(-0.3)の順位に位置付けているのもまた事実です。文化放送でのインタビューでは走攻守全てをレベルアップしないといけないと話しており、本人もまだまだと自覚しているので来年は雪辱をはたしてほしいです!
それでは今回はここまでにしたいと思います。ご高覧ありがとうございました!

引用元

9 蛭間 拓哉 選手名鑑2023 | 埼玉西武ライオンズ (seibulions.jp)

西武公式HP

One Point Zero Two|1.02 (1point02.jp)

1.02 ESSENCE OF BASEBALL DELTA





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