30符から数える符計算。

麻雀を始めて点数計算も暗記したぞ!と思ったら今度は符計算なるものを覚えろと本に言われた。でも実際符計算は大事だし覚えなきゃと勉強すれどやっぱり面倒だったので出来るだけ楽したい人向けに自分の勉強方法を書き残します。


符は30符から数えろ。

何言ってんだこいつ、表には20符と25符が書いてあるじゃないか。そう思うのも仕方ないです、書いてあるんですもの。

でも実際20符と25符を使う時って“平和のツモ”や“七対子”の時だけですよね?どんなにチーをしまくってタンヤオだけになっても30符からです。

基本点数の20符にあれこれ足しながらだと面倒です。もし20符を足して計算をしたいのなら手牌の符を計算してから20符足すやり方が1番楽だと思います。


符ハネはあまり気にしない。

これまた何を言っているんだと思うかもしれません。かと言って符をいちいち数えていたらすぐに点数を出せるなんて夢のまた夢になってしまうもしれません。

じゃあどうするのかといったら聴牌した時や聴牌しそうな時に手牌を見てだいたい符を予測します。そんな事できるの?って思うかもしれませんがなんとかなるもんです。

面倒そうな形の時だけ気にするのがいいです。カンしてたり、么九牌が絡んでいたりとか色々。

手牌を見て意識すること。

まず聴牌した注目する事は 鳴きを含めた形にコーツやカンツがあるかどうか です。

ここで符計算の表を見てみるとシュンツ以外に符が付いていますね。 つまりコーツやカンツがあれば符が増えていきます。

あがったときの符。

あがったときにも符が付く時があります。
まずはツモあがりの時。これは門前でも鳴きでも 2符
付きます。

つぎにロンあがりの時です。ロンあがりの場合は 符が付く時と付かない時 があるので気をつけましょう。

符が付かない時は待ちが2種類以上(リャンメン・シャンポン)ある場合で、付く時は待ちが1種類(単騎、カンチャン、ペンチャン)の時です。

これを覚えておけばだいたいのあがりの時は大丈夫です。

コーツやカンツそれぞれの符。

コーツやカンツには符が付きますが、同じコーツやカンツでも么九牌と中張牌で符の点数が違うので気をつけましょう。

么九牌は中張牌より 倍の符がつきます。それだけ忘れないようにしましょう。

コーツやカンツに付く最大の符は 么九牌のアンカンの32符 です。
そこから半分になっていくので么九牌のコーツやカンツの符はアンカン32符→ミンカン16符→アンコ8符→ミンコ4符と減っていき、中張牌はそれぞれの符を半分にした符になっていくので難しく考える必要はありません。

まとめ。

色々な事を書いてきましたが簡単にまとめると、聴牌した時や聴牌しそうな時にまず コーツやカンツがあるかを見て、そのコーツやカンツが么九牌は否かを見て、待ちが1種類なのか否か を意識すればあとは足していけば符が出ます。

だけどだいたい30符か40符程度にしかならないので気を張る事はないです。

符ハネする時はやたら複雑な形が出来ている時なのでその時だけしっかり数えましょう。

么九牌のアンカンだけ60符や70符まで飛んでいくので気をつけましょう。

あとはたくさん復習して覚えていきましょう。

龍野竜太郎

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