見出し画像

パイオニアでデスタクが組みたい!

パイオニアでdeath&taxesが組んでみたくて色々考えてみた内容を書きつつ今後このデッキで勝てるようになるまでの調整録やプレイングなどを記録していく事を目的としたnoteです。

1.death&taxesってどんなデッキ?

wikiによるとアーキタイプとしては“ビート・コントロール”デッキに部類されるらしい。
ビート・コントロールとはクリーチャーで攻撃しつつ、相手をコントロールする内容とのこと。
ヘイトベアーなんて呼ばれる事もあるとか無いとか。
death&taxes(以降デスタク)は相手の土地を縛りつつ速度を落としているところに攻撃を仕掛けるというタイプのデッキだそうだ。
レガシーやモダンだと優秀なマナを追加税するカードや“石鍛冶の神秘家”や“不毛の大地”などのその他強力なカード、除去カードが多く環境上位に居たり愛好者がとても多い愛されたデッキである。自分も魅了された1人であり実際組んでみようとも思ったが、カードが高すぎると感じたりプレイングの難易度が高く余程の練度が無いと使いこなせないと理解した。

2.パイオニアでデスタクを組むには。

パイオニアはそこまでカードパワーが異常に高すぎるといったカードは少なく、色々なデッキが活躍出来るフォーマットだ。そこで何とか組めないだろうかとカードプールを眺めていたが当然モダンにあるような強力なカードは無く厳しいと感じた。
しかしwikiなどを眺めている時ある文章に目が行った。
それは元々デスタクとは“コロンドールのマンガラ”というクリーチャーと“カラカス“という土地を使ったコンボデッキの事を言うらしい。内容としてはマンガラの効果にスタックしてカラカスを起動するとマンガラの効果の対象になったクリーチャーは追放されてしまうと言うものだ。
それに近しいコンボがパイオニアでも可能だと知ったのだ。
それが“変位エルドラージ”と“封じ込める僧侶”を使ったコンボだ。これは変位エルドラージが明滅を行うクリーチャーで、それを封じ込める僧侶がある状態で起動すると、封じ込める僧侶の効果で追放され帰ってこないというコンボである。これがパイオニアで可能なのだ。 自分はこれをベースにデッキを組むことにした。ある意味原点回帰なのかもしれない。エルドラージ&タックスでは無いと言い張りたい。これはデスタクだったりヘイトベアーだったりするのかもしれない。もしかしたらヘイトベアーなのかもしれない。

無色を含む3マナでクリーチャーを追放し放題。

3.デッキレシピ

とりあえず載せておく。



4.その他の変位エルドラージと相性の良いカード達。

セラの模範、救出専門家、大天使アヴァシンとは結構相性良く感じた。

デッキにピン刺ししておくといざという時助けてくれるかも。

大天使アヴァシンは特にフィニッシャーとして活躍出来るほか全体除去から守ってくれたり、裏面の能力にスタックして明滅出来れば相手だけ壊滅させることも可能性である。
セラの模範から出したクリーチャーも明滅してしまえば追放される事は無くなるし、救出専門家でリアニメイトしたクリーチャーも攻撃やブロックを可能にする事が出来る。
他にも除去として使いまわせるスカイクレイブの亡霊なんかとも相性がいい。スカイクレイブから出てきたトークンなんかも変位エルドラージで除去出来てしまうので強い動きが出来る。

5.他のカード

“解体爆破場”は廃墟の地の若干の調整が入った同型のカードであり、特殊土地を破壊しに行く事ができ、より相手のテンポを削ぐ事が出来る。ただし無色しか生まないこれらの土地に加え、荒地を採用すると9枚も無色土地がデッキに入っている事になるので単色でありながら色事故を起こす可能性が高いので状況に応じて枚数を変更しても良さそうだ。


3マナサリアが居ればさらにテンポを削ぎながら特殊土地を破壊する事が出来る。

“軍備放棄”は“剣を鋤に”の調整版であり貴重な1マナ除去であるため出来れば4枚採用したいところ。序盤中盤終盤と腐りにくい。後手1ターン目でも平地さえあれば相手の1マナクリーチャーをきっちりと除去出来る。後々の事を考えれば3点のライフ差はそこまで気にならない。


白単であり平地を多く採用出来るからこそ輝く1枚であろう。

“アルガイヴの盾、ミュレル”は4マナと重く、若干採用しづらいがコントロールデッキ相手には強いと感じている。
意外と兵士クリーチャーが多いのでワンチャン盤面に圧を出せる。ヘイトベアーでは無いが相手が真っ先に除去したいカードの一種類であるので出来れば守りたい。


兵士であるシナジーを活かそう。

“石の脳”は色々なプレイヤーが注目しているカードだがもちろん自分もかなり注目している。
こちらにきついカードを取り除くのも良し、基本土地を指定して全部取り除ければ“廃墟の地”らが完全なランデスとなりこちらは基本土地を多く採用しているため損はほぼ無い。きっとコントロール相手に有用だと思う。


サイドボード向けではあるが敢えてメインで採用して圧をかけるのも良し。場合によっては相手の土地の色からカードを判断して起動しても良いかもしれない。特殊能力でも持っていればだが。

“徴税人”はヘイトベアーの一種であり、自分のターンであれば追加コストを要求してくれる。相手にこちらのターンで動きにくくしてくれる頼れるやつ。死んでもおまけが出てくるのでそこまで損はない。

こいつも兵士持ってる。

“無私の霊魂”は全体除去などから守ってくれる。相手に余計にカードを1枚使わせることが出来る。

何気に飛行を持っているので戦えるクリーチャー。

“スカイクレイブの亡霊”はお手軽なんでも除去の万能クリーチャー。“変位エルドラージ”で明滅しても良し。

こいつから出てきたトークンは変位エルドラージで除去してしまおう。

“トカシアの歓待”は貴重なドローソース。3マナ以外が大量に入っているこのデッキならかなり有力に働くだろう。

アーデンベイルから出てくるトークンでもドローが出来るし、変位エルドラージで3マナ以下のクリーチャーを明滅させれば守りつつドローが出来る。

“魂の仕切り”は土地以外のパーマネントを追放しつつ、それに追加税を要求する万能な除去。大型のクリーチャーなども対象しやすい。

白行進と使い分けよう。

“ガーディアン・オヴ・フェイス”は瞬速で出せる防御用のカード。サリアに引っかからず、ブロッカーとしても使えるので採用も出来るかもしれない。

警戒もあるので便利。

“徴兵士官”は1マナのクリーチャーで4マナ支払えば3マナのクリーチャーを手札に加えることが出来る。3マナ以下のクリーチャーが大量に入ってるデッキならほぼ確定で手札に加えることが出来るだろう。

兵士シナジーもある。検査官と入れ替えても良さそう。

6.おわりに。

このデッキは自分が知る限り自分しか使っていないのでたくさんのプレイヤーに使ってもらい、より洗練されたデッキレシピになって欲しいと思っている。

大会などで結果を出せるようになりたいものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?