パイオニアでデスタクが組みたい!その3
今回は2023/3/19時点でのデッキリストと各カードそれぞれの狙いを書いていけたらなと思います。
かなりピン挿しが目立つデッキになってしまった気がする。
① 4〜3枚のカードの狙い。
このデッキの理想の流れとして《離反ダニ、スクレルヴ》→《スレイベンの守護者、サリア》→《選定された平和の番人》の流れで展開することである。
《スカイクレイブの亡霊》や《軍備放棄》はこのデッキにとって貴重な除去枠であり、《スカイクレイブの亡霊》はクリーチャー以外の対象として《軍備放棄》は大型のクリーチャーもたった1マナで除去出来てしまうし、後手1ターン目でも問題ない。3点のライフを与える事すら特に気にならない。
② 2枚採用のカードの狙い。
1〜2枚採用のカードは主にそこまで引きたいカードではないがあったら嬉しいなくらいのカード達である。《封じ込める僧侶》は主に踏み倒し系や、裏面がクリーチャーである英雄譚を止める事が出来るがそれだけである。一応変位エルドラージとのコンボもある。瞬速で出してクロックの足しになる程度。
《徴兵士官》はスタッツとしても優秀であるが能力的に後半向けであるので数を減らしている。
《エメリアのアルコン》は主にコンボデッキを止めるためであり、こちらは毎ターン大量に呪文を唱えるわけではないので結構能力的にマッチしている。特殊土地を止める動きもとても良い。
《無私の霊魂》は言わずもがな全体除去にめっぽう強くなる。
《徴税人》もカウンターされにくくするためのカードであり、おまけが付いてくる。
《エイヴンの思考検閲者》はサーチ対策である。瞬速飛行もとても良い。めくって手札に加えるタイプの効果は止まらないので注意。
③ 1枚採用のカードの狙い。
1枚採用のカードはたくさんあっても嬉しくないし、結構ピンポイントすぎるカード達である。
《ファイレクシアの破棄者》は《真髄の針》に近いがこちらは土地ではないマナ能力を止める事が出来る。マナクリーチャー対策で、おまけでプレインズウォーカーや機体なども止められる。
《獅子の飾緒》は墓地対策と戦力の強化目的。
《救出専門家》は倒されたヘイトベアーを釣る要因。おまけの絆魂が強い。
《変位エルドラージ》は色々なカードとのシナジーがあるが、起動コストが重く動きにくいので1枚。
《セラの模範》はリアニメイトと追加のランデス要因。最後の一押しくらいにはなると思う。
《トカシアの歓待》はこのデッキにおいて貴重なリソース回復手段。3マナ以下が大量に入ってるこのデッキではほとんどクリーチャーカードがキャントリップ持ちになると言っても過言ではない。
《歓迎する吸血鬼》と比較的されがちだが、こちらはエンチャントで触れられづらく効果範囲が広い。
《ファイレクシアの破棄者》は《真髄の針》内蔵のクリーチャーであるが、《真髄の針》と違って土地は指定出来ないがマナクリーチャーのマナ能力を止める事が出来る。
④土地カードの狙い。
このデッキの特徴として《廃墟の地》と《解体爆破場》が合わせて7枚も採用されていることである。特殊土地絶対許さない構成。
《エイヴンの思考検閲者》が居ればワンチャン相手の土地だけを減らせる。相手が土地を持って来れなければとても嬉しくなる。たまに色事故が起きる。単色デッキなのに。
《変わり谷》が無いのはお金が無い無色土地が多くなり過ぎることを防ぐためである。
《皇国の地、永岩城》は土地であり除去カードであるため2枚採用。
《アーデンベイル場》はほぼおまけ程度。
⑤ サイドボードの狙い。
サイドボードはかなり散らした内容となっている。主に苦手なコントロールを強めに見た内容にしたつもりである。《傑士の神、レーデイン》なんかがそう。《赦免のアルコン》は白単人間対策。環境によって変わるので答えはない。
あとはアグロ系も見た除去カードの内容。
⑥ デッキの動き。
1.2.3Tの動きをしっかり狙う。上に書いたとおりにスクレルヴ、サリア、番人を狙う。
ランデスもどこでするかもかなり重要だと思っている。
このデッキはとにかく環境と各デッキへの知識が必要なのでとにかく負けて学ぶことが必要。
特に《選定された平和の番人》で指定するカードは各デッキ毎にしっかりと押さえておくのが大事。