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パイオニアでデスタクが組みたい!その6

新イクサランのフルスポが来ました。それらのカードを中で注目したカードとそれらを使った新たなデッキを考えみました。

不安定な断層

幽霊街亜種。

新たな土地破壊が出来る土地がきた事により“廃墟の地”が実質12枚体制になりました。
これにより特殊地形をとにかく許さないデッキになると思います。
“エイヴンの思考検閲者”が大分使いやすくなったかなと感じます。

“不安定な断層”は“廃墟の地”よりも1マナ軽くなりましたがそのかわり自身が持ってこれる土地が無くなり、宝物トークンに変わりました。序盤は少し苦しいかもしれませんが軽いクリーチャーで固めておけばそこまで気にしなくてもいいかもしれません。一応色マナも確保は出来ているので良い調整だと考えます。

3種類あるランデスの中で起動したい順としては 最も優先度が低い 土地なので出来るだけ“廃墟の地”“解体爆破場”を先に使いたいです。

個人的に1番嬉しいカードです。

沈んだ城塞

色が出るのが偉い。

土地の起動型用のマナを出す土地は色を指定できるので色マナとしてカウント出来ますがタップインなのが少し嫌。
1ターン目にこれを置いて、2ターン目に“廃墟の地”を置ければ土地を割りつつ1マナ浮きが作れるのはちょっと良い事です。“アーデンベイル城”も少し軽くなりました。
たった1マナされど1マナ、上から2番目のフォーマットとはいえアクションできる数が確保できるのはとても大事です。

救いの手

ETBを使いまわせるのが良さそうではある。

1番の注目カードである白の発掘はかなり強カードに見えます。
軽いヘイトベアーを再利用したり出来るのでとても使い勝手が良く見えます。タップインとはいえヘイトベアーをリアニメイト出来るのは強力です。1マナと軽いのもとても良いです。
ラフィーンの密通者などで墓地に落とした3マナクリーチャーをそのままリアニメイトしたりなど様々な使い方が出来ると思います。

デッキリストと大まかな動き。

上記のカードを使いつつ考えたデッキがこれになります。

土地を割って相手の色マナを縛りつつヘイトベアーでもロックしていく感じのデッキになりました。
デッキ名を《12post》の真似をして《12ruin》にしてみました。12の廃墟…ちょっとカッコいい。

エルドレインの森で“人狐のボディガード”を得た事によりインスタントタイミングでの除去も少し強化されました。
平地が少なめなので“軍備放棄”が少し弱くなった気がしますが除去したいクリーチャーは1〜4マナ程度なのであまり気にしなくても良いかもしれません。
ただし平地カウントはしっかり管理していきたいところです。平地が足りなければきちんと“廃墟の地”や“解体爆破場”を起動しておきましょう。

土地が順調に伸びている時、2ターン目に“ラフィーンの密通者”で“選定された平和の番人”を捨てておき、3ターン目に“救いの手”で“選定された平和の番人”をリアニメイトすると番人の能力で相手の手札を見て打ち消しや除去を弾きつつ“ゴバカーンへの侵攻”を唱えれば追加で2マナ要求しつつ密通者でゴバカーンを裏返すことができます。
“救いの手”→“ゴバカーンへの侵攻”の順に唱えれば相手は“救い手”を打ち消さない限り番人の能力が通ってしまいますがその後のゴバカーンが止まらず密通者でゴバカーンが裏返され、打ち消さなければ番人はスタックを積まずに能力を発揮するので確実に相手の除去や打ち消しを重くできます。
相手は除去を密通者に撃つ以外ゴバカーンの裏面に対処する術がないと言っても過言ではありませんが、撃ったところで番人が出てくるので問題は無さそうと考えています。
また1ターン目に“離反ダニ、スクレルヴ”が出ているならより強固な盤面を作れるでしょう。
これがこのデッキの中で1番強い動きになると思います。

これに加えてランデスを噛ませつつ相手のテンポロスを狙っていきたいです。
パイオニアはフェッチや血染めの月が無い分基本土地を減らし、2色土地を多く採用しているためどのデッキリストを単色でない限り見ても多くて3〜4枚程度です。相手が基本土地を手札に抱えているようであればかなりチャンスになると思います。

注意点としてこのデッキは単色であるにもかかわらず色事故が起きるのでそこはご愛嬌という事にしましょう。

今回はとりあえずここまでにします。また気が向いたら書きます。

                                                         龍野竜太郎

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