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私がおうちごはんで「手抜き」をすすめる理由。


毎日のおうちごはん………

なにを食べるか?

なにをつくるか?

作る人の最大の悩みではあるのですが、それ以上に大切なコトがあります。


 
「おうちで食べる」ってことが大事なのです。

私も含めてですけど働く大人たち、みんなくたびれてません? 

私たちが休まる場所って家しかないんです。

そして、休まる方法は3つしかないんですよ。

「寝る、風呂、メシ」の3つ。

そのうちの1つ、「メシを食う」ってコトが疲れるものではいけないと思うのです。



レストランに出てくるような料理をお手本にしている人は多いと思う。

でも、お店で出す料理って「お金をいただく料理」です。

だから、何かしら特別なことをしていないと、お金いただけないのですよ。

だけど、その「特別なこと」を家でやってしまうと正直な話、なんか「休まらないおかず」になっちゃうんですよ。

特別な料理は楽しみのもの、イベント性のあるもの。

ヘトヘトのときに食べたい感じの料理じゃないんですね。

 

ヘトヘトのときに食べたいものとは……。
 

本当にささいなもの。

名前があるんだかないんだか、分からないようなメニュー。

なんとかの煮たのとか………、

なんとかの焼いたのとか………、

そういうのを気にいってるタレやドレッシングで味付けしたもの。

本当は、それで充分おいしくて元気になれるのです。

でも「そういうのじゃ、いけない」と思い込んでいる人が多い。

誰かに観られても恥ずかしくない「立派なモノ」を作らなければ………と。

でも実際は自分がよければいいんですよ。

料理って「正解」はないから。

自分がおいしければ、自分がよければ、いいんですよ。




逆に言えば、自分がよければそれが「正解」なんですよ。

そして自分が見つけた「正解」を、おいしい、うれしいと喜んでくれる人が「価値観を共有できる人」なんです。

おうちごはんの醍醐味は身近な人と、その「価値観を共有する」ことなんだと思います。

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