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Terminal Stance(立脚終期)での足趾と股関節の関係性

こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridgeです。

今回は『Terminal Stance(立脚終期)での足趾と股関節の関係性』について、解説させて頂きます!

今月のY.Kさんの記事で、Terminal Stance(立脚終期)での足趾機能について、理解できたかと思います。

そこから少し発展させ、Terminal Stance(立脚終期)での足趾と股関節の関係性を考えていきたいと思います。

本記事はこんな方にオススメです。

● Terminal Stance(立脚終期)での足趾と股関節の関係性を知りたい方
● 実際行っている評価・アプローチを知りたい方
● 歩行の理解を深めたい方

分からない点などがあれば、購読者専用オープンチャットでご質問ください!

それでは、さっそくいってみましょう!

スライド1

▶︎ 歩行周期

歩行全周期

(ランチョロス・アミーゴ方式)

ターミナルスタンス

Terminal Stance(立脚終期)
踵離地から反対側のIC(初期接地)まで

Terminal Stance(立脚終期)について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

重要なポイントは、Terminal Stance(立脚終期)では「母趾に体重の半分の力が加わる可能性がある」というところです。

そして強い推進力を得るためには、母趾でしっかり蹴り出せることが大切になります。

ワンポイント!
歩行時のプレスイング(プッシュオフ)で、小指側に重心がかかると、弱い足尖離地になります。このことをロウギアプッシュオフと言います。
また反対に母趾に重心がかかる強い足尖離地をハイギアプッシュオフと言います。

詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

そしてもう1つのポイントは、Initial Contact(初期接地)からTerminal Stance(立脚終期)において、股関節は0°から内旋位であるというところです。

歩行周期大腿

▶︎ 評価(足部に着目したフロントプランク)

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