脛骨過労性骨膜炎(MTSS)と脛骨疲労骨折のリハビリテーション
こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。
今回は3部作の最終回、『脛骨過労性骨膜炎(MTSS)と脛骨疲労骨折のリハビリテーション』について、解説させて頂きます!
前回までの記事はこちら!
本記事はこんな方にオススメです。
本記事を最後までお読み頂くと、脛骨過労性骨膜炎(MTSS)・脛骨疲労骨折のリハビリテーションがしっかり理解できると思います。
それではいってみましょう!
▶︎ リハビリテーションと予防
- ゴール設定(スポーツ動作開始まで)
MTSSは炎症の質によって治療スケジュールを決定します。
患部周囲を下記の状態で分類して、早期の復帰を目指します。
① は患部の疼痛コントロール、前回までの機能が獲得でき次第、早期の復帰を目指します。
② は固まってきた腫脹に対して患部に積極的にアプローチを行って、1週間程度で腫脹・疼痛コントロール、機能を獲得して復帰を目指します。
③ は新鮮な腫脹であるため、アイシングによって患部の炎症コントロールなどを行って、2〜3週間程度の安静期間を設けます。
脛骨疲労骨折は骨折型・治療方針によって復帰期間が異なります。
疾走型脛骨疲労骨折の場合は、復帰まで約3ヶ月の期間を要します。
跳躍型脛骨疲労骨折は、保存療法の場合は復帰まで約6ヶ月〜12ヶ月の期間を要し、手術療法の場合は約2〜4ヶ月の期間を要します。
リハビリテーションは、
を目指します。
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