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「二月の勝者」を読んで思い出す18年前、中学受験の記憶。

こんばんは、たっとです。

最近、一気読みしてしまった漫画があります。
それが「二月の勝者 ー絶対合格の教室ー」です。

「二月の勝者」は、中学受験塾のお話です。東京吉祥寺にある中学受験塾の6年生の代を舞台に、4月から中学受験本番の2月までの約1年間の物語が塾側の視点で語られています。

2021年には柳楽優弥主演でドラマ化されていたらしく、当時は話題になっていたようです。しかし、当時ドラマをほぼ見ていなかった私はそんな話題も当然知らず、つい先日までこの漫画のことは全く知りませんでした。

この「二月の勝者」が、私の愛用している漫画アプリ「マンガワン」で139話一挙無料公開されていたのです。(現在も無料公開中!2月7日まで!)

最初は、中学受験の話とは知らずに読み始めた「二月の勝者」ですが、一話目にして引き込まれてしまい、2日間、仕事そっちのけで139話読み切ってしまいました。

塾側、そして親の視点も入りながら進む中学受験に、当時のことを思い出しながら、そして重ねながら読んでいたら139話なんてあっという間ですね。そして完結してなかったことに139話目で気づき、2月7日発売の次巻を買おうか悩んでいます。


そうそう。まだ書いてませんでしたが、私も中学受験を経験した人です。それも同じ東京での受験だったので、作中で出てくる学校がだいたいわかってしまいます。名前を変えている学校も、どこの学校のこと言ってるのかわかるレベルです。

だからこそ、ものすごく引き込まれてしまいました。
クラス分けあったな〜、模試あったな〜、毎回上位に名前いるやついたな〜、合宿あったな〜、そこで毎回上位に名前いるやつ発見して「ふ〜ん、あんな人なんだ」って思ったな〜、1月受験したな〜、2月の受験期間懐かし〜!という感じでいちいち重ねてしまいます。

たぶん全中学受験経験者がそうなんじゃないでしょうか?


そんな受験生視点で読んでいたのですが、二月の勝者は受験生視点というよりは塾側・親側の視点で物語が進みます。

当時のことを振り返ると私は、塾側である先生たちをただ勉強を教えてくれる先生としか見ていませんでした。しかし、この漫画を読んで、自分の脳内に記憶されている先生たちの姿は吹き飛びました。その裏でこんなにもいろいろなことを考え、親ともやり取りをし、様々な戦略を考えて、生徒と向き合っていたんだな、と「二月の勝者」を読んで知ると、感謝の念に耐えません。めちゃめちゃふざけてガチギレされた記憶もあります。本当、すいませんでした。


ちなみに私は、「二月の勝者」には、その時はなれませんでした。その時は、というのは第1志望には落ちたからです。補欠合格までいったんですけどね〜、あと数人辞退者がいれば入れていたはず。合格実績作れなくてすいません。
ただいま思えば、いまの母校で良かったなと思います。なので、長い目で見れば落ちてよかったなと思うし、「勝者」になれたと勝手に思ってます。

今年の中学受験期間も終盤に差し掛かっています。もう合格を勝ち取り、受験が終わった人もいれば、まだ、希望する学校の合格を得られず中学受験が終わってない人もいるでしょう。

そんな人たちに向けて「二月の勝者」から抜粋。

2月1日の本番その日まで、学力は伸びます。

二月の勝者 第7巻62話より

すでに2月5日ですが。

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