見出し画像

のんびり

彼女とめちゃくちゃ話して、別れました。

初めてあってから飲み歩けるタバコが好きな彼女。

二丁目であって、ずっとアプローチしてくれてて、付き合った私のある意味キーパーソンであり生活を変えてくれた人。

遅刻するし、眠くなると帰るし、すぐ別れたいと話す彼女と、お別れになって今更本音で話せた。

子供だったな私、利己的だったな私がと思う。時間は戻せなくて、まあ、私も大人になれたかな。

優しくて、酷く弱いから、ブロックされたり意味わからないLINEに不安になったし、会えない日もたくさんあったな。これから、またコロナが収まったらと、思ったけど。 

そうではなかった。

話せばそんな理由じゃなかったし、繊細の塊の彼女が頑張って頑張ってくれたのが当たり前になったし、なんで?なんでそうなると思うことの伏線を最後に回収した感じ。

私はあまり良い人間ではなかったな。押し付けてきたのかと少し後悔もしている。

ただ、言わないのも彼女の優しさだった。

互いの優しさのベクトルが違って間違って伝わりなかったな。

ほんの1~2年前の私なら怒って、なんなんだとなったけど、今色々あって私のブラックさを知って、また待つことを知って受け止められたのではないかと思う。受け流さなくて良かった、ちゃんと受け止めたのかと自分も思う。

今もまだ子供な私より、彼女のがあんなに繊細な人なのに、本音を聞けば頑張ってくれていたのだ。

擦れて擦れて恋ではなくなったのを教えてくれて、最後は頑張って殻を破って話してくれた。

遅かったな、と思うけど、昔の私なら受け止められなかった。

今終わって、少しほっともしている。

言わないと感謝は当たり前だけど、伝わらないね。

付き合ってくれて、また甘えさせてくれて、ありがとう。

たまに、やけに優しくて大雑把な二丁目の皆には、出会えたことに今日は乾杯したい気分かもしれない。

愚って荒れて、でも彼女には言えなかった。

ありがとう。さよなら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?