見出し画像

『散歩の素晴らしさ』について語りたい

先日noteで、姿勢、特に頭の位置に関する記事をアップしました!
詳しくはこちらからどうぞ⤵︎
https://note.com/tattat715/n/n1a612484488

ヒトの頭の重さは体重の8〜10%といわれています。50kg体重の人の場合は約5kg。

そんな重いものが体の1番上にあるんです。だから、逆立ちをしてない限り、頭は常に位置エネルギーが大きいということで、転んだりしたら大ダメージなのです!

その大切な頭(脳や顔面)をぶつけないように、落ちないように、体は絶えず無意識にも支えているのです。(バランス機能の本質は転倒して頭を地面にぶつけないこと、だと思います)
その頭を効率的に支えられる場所が体幹の真上なのです。専門的にいうと頚椎1番の上面に後頭骨が乗っているので、その真ん中の場所で頭が軽くゆらげるくらい自然な状態で力みがないところ。

頭がもし体幹の前に出てきたら、頭が前に落っこちないように後ろの筋肉ががんばって支えなきゃならないですよね。だから肩がこるのです。背中がパンパンになるのです。必要以上に疲れちゃうのです。座ってるだけなのに。

『頭が自然と力みなく体幹の上に乗ってる』これができるようになると、すっごく体を軽く感じることができます。
その第一ステップが、先日の記事には書いてありますのでまだご覧になってない方はぜひ。

『散歩』の記事を書こうとしていたのに、前回の補足をこんなに書いてしまいました(°▽°)

では、ここから本題の散歩についてのお話をしたいと思います。
お時間ある方はもうしばらくお付き合いください。

「散歩がいいよー」「歩くのがいいよー」「今日は何歩(何分)歩いたのー?」と人から言われたり聞かれたりしたことってよくありますよね?
なぜ、散歩がいいといわれてるのでしょう。

僕、『そもそも論』が大好きなので、そもそも人間って、、ヒトって、、みたいな話をしていっちゃいますね!
ヒト(生物学的に人間を指すことば)って約600万年の歴史があって、そのほとんどがサバンナで生活していたのです。狩猟採集で食い繋いできた。そのためには、効率よく長く歩けることが必要だったのです。樹上生活のサルやチンパンジーとは分かれて、直立ニ足歩行に進化したのです。
だから、人体の構造自体は効率的よく長く歩くことに最適化しているのです。

だから、長く歩けば、食料にありつけるチャンスも増える→寿命が伸びる子孫が増える→逆にそうでない(長く歩けないなど)ヒトは淘汰されてった→いま生きてる我々は生存競争で生き残った祖先の子孫

あれ、話がズレてきた?
大丈夫ですよね。、

とにかく、歩いたら「気持ちいい」とか歩くことで「全身に血流が巡りやすい」ようにできてるんです。

いまは、すぐ車使っちゃうし(特に田舎だと)、交通の便が良すぎて、歩かなすぎ。
歩く必要性が薄れてきてしまった。
移動手段が多くなったし、スマホでポチれば配達までしてくれる。
意識的に歩く機会を作らないと、体はおかしくなりますようね。

散歩の時間が作れない人は、少しだけ遠回りして目的地に向かうとか、お店の出入り口の遠目に車を停めるとか、日常でも工夫できることはあるはずです。

視点を変えて。
歩行は「いち、に、いち、に」という感じでリズム運動の要素もあるので『セロトニン(幸せホルモン)』の放出も期待できるし、

「前に進む」という意味で、メンタル的には後ろ向きだった気持ちが前向きになるという研究もあるそうです。

あと、1つの参考に
1日このくらい歩くとこれを防げる(といわれてる)よ、というデータを載せておきます(参考:なぜ、健康な人は「運動」をしないのか?)

1日辺りの歩数
4000歩 うつ病の予防
5000歩 認知症、心疾患、脳卒中の予防
7000歩 骨粗鬆症、がんの予防
8000歩 高血圧症、糖尿病の予防
10000歩 メタボの予防

成人目標歩数(厚生労働省)
男性 9200歩(70歳以上は6700歩)
女性 8300歩(70歳以上は5900歩)

以上の数字は1つの指標程度にしましょう。
比較対象にするのは昨日までの自分。
運動は継続することが大切なので、無理がなく、心地が良くできる程度でいいと思います。


ちなみに、僕は朝散歩3週間続けてみたのですが、最近は寒くなってきたので朝布団から出られなくなってしまいました、、。代わりに毎日ヨガの太陽礼拝をしています。これが散歩がもたらす効果を補ってくれるとは考えてませんが、何か一つでも無理なく気持ちよく続けられることがあるといいよなーと思ってます。

今回は、以上になります。
長い時間お付き合いくださりありがとうございます。あたなにとって、この記事が何かのきっかけになれば幸いです。
それではまた(^^)

いいなと思ったら応援しよう!