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書くRock!

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音楽やミュージシャンについて書いた文章です!
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記事一覧

のん新作PV「夢が傷むから」に寄せて

のんの新しいPV「夢が傷むから」 彼女の新しい歌も楽しみだったけど、彼女が監督し又吉直樹が…

マエダタツヤ
1か月前
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「白崎映美と東北6県ろ〜るショー」最高でした!

連休の初日。何の予定も無いから、のんびりとオランダサッカーのコーチングの本を読んでいたら…

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「CONNECT歌舞伎町2023参戦記」 〜水曜日のカンパネラから、おとぼけビ〜バ〜まで〜

昨日は歌舞伎町を中心としたサーキット型フェス「CONNECT歌舞伎町」に行く。複数のライブハウ…

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【映画】スパイク・リー×デイヴィッド・バーン「アメリカン・ユートピア」

ブロードウェイで人気を博した一風変わったライブショーのドキュメンタリー。あのスパイク・リ…

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マッチを擦る瞬間 世界が変わる ~映画「ショック・ドゥ・フューチャー」

もしあなたが自分が作るものに自信を持てなかったり「何か惰性っぽくなってんなぁ」と思うなら…

のんの歌はギタリストの歌。

のんの歌の魅力は、その「違和感」にあるんじゃないかと考えてきた。その魅力をうまく表現でき…

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のんPV 個人的ベスト5を考える楽しい夜

あまちゃんの再放送も始まったし、新曲のPVも公開されたし、なんだか流れが来た、というか流れはずっと高まるばかりなのですが、シンガーとしてののんと、好きなPVをベスト5的に考えてみました。 いきなりベスト1から笑新曲が出たばっかりで何なんですが、多くのファンにとって、おそらくベスト1は「エイリアンズ」で決まりだと思います。(独断と偏見) 映画「この世界の片隅に」と、この「エイリアンズ」で彼女は生き返ったというか、「やっぱ、この人はとんでもないな」と世界が無視できない状況を作

真夜中のFight song

もし君が戦う気持ちを失って、心に火を付けるガソリンが必要なら、このライブを爆音で聴くとい…

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あの夏、ヒロトは泣いていた

いつかの夏。日比谷野音で見たライブ。 ハイロウズが憧れのトム・ロビンソンを招いたイベント…

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2019年のU2 〜理想主義は負けない〜

13年ぶりのU2来日公演。仕事を17時で切り上げて、さいたまスーパーアリーナへ。 僕にとっ…

剥き出しの魂たち メタリカ「真実の瞬間」

音楽ドキュメンタリーが好きです。特にロックバンドのドキュメンタリーが。Pixiesの「Loud Qui…

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NHKスペシャル「OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル」

「これは音楽の旅、ミュージカルジャーニーなんだ」 そう語ったのはU2のラリー。アイルランド…

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chelmicoの明日はどっちだ?

待望の、chelmicoの新譜「gokigen」がリリースされた。 全14曲。先行してリリースや配信されて…

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宇多田ヒカル「BAD モード」と不敵な笑み

ジャケット写真はラフなスウェットの上下。端には子どもの姿も映る。家庭的でありながら、どこか不穏さを抱えたその表情。そしてタイトルは「BADモード」一筋縄ではいかない佇まいで、彼女は現れた。 ここ数年の彼女は、一定のクオリティを保ちながらどこか焦点の合わない感じもあった。前々作の「FANTOME」が母・藤圭子の生と死に触発されるように自らの生と死を見つめ、それが大きな喪失を経験した社会や時代とシンクロするという見事な構造を持っていたからかもしれない。多くの人の悲しみと共振する