マガジンのカバー画像

あの試合が忘れられない

14
取材した試合、観戦した格闘技、多くの人と自分を変えたアスリートの思い出。
運営しているクリエイター

記事一覧

大豊泰昭の一本足はびくともしなかった。

それは1999年の春。まだ阪神が高知県安芸市でキャンプを張っていた頃。 「おい、門倉くん…

マエダタツヤ
10か月前
10

矢野阪神の心地よい裏切り

沢木耕太郎の頃から、スポーツノンフィクション/ドキュメンタリーの肝は、アスリートが取材者…

メッシかエムバペか 〜W杯総集編制作記〜

ワールドカップもあと2試合。総集編を作っているから、いつも以上にちゃんと見ている。面白い…

1

茨城アストロプラネッツ観戦記#3 「ホーム初勝利(2023.05.05)」

朝の8時に家を出て、今日は古河を目指す。茨城アストロプラネッツ、久しぶりのホームゲーム。…

17

拳四朗vs京口 最高のラウンド

もしアマゾン入っている人がいたら、京口vs拳四朗の5ラウンドと7ラウンドを見てほしいっす。…

3

茨城アストロプラネッツvs.ソフトバンク3軍観戦記(2023.4.16)

2度目の笠間市営球場へ。 (前回までのあらすじ) 今日は伊藤悠一監督率いる「茨城アストロ…

4

茨城アストロプラネッツの伊藤監督に会いに行く

朝6時半。久しぶりに車を出して住吉駅へ。 7時15分。A4出口で、安倍さんを迎える。 安倍さんは、流しのブルペンキャッチャーの安倍昌彦さん。めっちゃ久しぶり。 後輩と3人で向かったのは茨城県の笠間市営球場。そこで伊藤悠一監督が指揮するBCリーグの茨城アストロプラネッツのキャンプが行われている。 伊藤君はディレクターの後輩。東京五輪に向かう日々、たくさんの陸上の番組を作った。 静岡局に転勤になって、久しぶりに連絡があったかと思うと、監督の公募に合格したから退社すると言う。後

茨城アストロプラネッツvs巨人三軍観戦記 (2023.4.1)

京王よみうりランド駅に着いたのは、試合開始の10分前。都営新宿線と京王線は乗り入れている…

18

2006年2月の加藤条治

2006年2月、荒川静香が金メダルに輝いたトリノ五輪。 あの時、事前の注目は断然加藤条治…

2

2020年12月31日の比嘉大吾、そして井岡一翔

17時半、比嘉大吾の右アッパーのダブルが相手をなぎ倒した。そしてその1時間後。井岡一翔の…

1

【スポーツ】2003年の大リーガー達

大リーグキャンプの取材をしたのは31歳の頃。 2003年の松井秀喜の大リーグ挑戦の年と、…

2

1999年の新庄剛志

選手時代の新庄剛志を取材したのは1999年の沖縄自主トレ。野村克也が阪神の監督に就任して、ダ…

11

2022年4月9日の村田諒太

村田諒太対ゲンナジー・ゴロフキン。色々な意味で驚かされた戦いだった。 最初の驚きは入場5…

2022年4月24日のレアル・ベティス

スペインサッカーのベティスが国王杯で優勝! よく考えてみると、応援してるチームが頂点を極めるって初めてかも。 というか「何かのサポです」みたいな事はベティス以外になく、そのベティスの17年ぶりのタイトルなんだから、それはそうだよね。 20年前のスペイン旅行でたまたま「本場のサッカーでも見るか」と足を運んだのが、改修前のベティスのホームスタジアム、ベニートビジャマリンでした。サポーターは全員「ケン・ローチの映画に出てましたか?」ってくらいのリアルワーキングクラスで、元気が