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[副業歓迎]ChompyのカンバンをGitHubで公開します。手伝ってくれる方募集🙌

こんにちは、 SYN, Inc. CTOの @yagitatsu です。最近noteがんばってます💪

直近で、「SYN, Inc. は何をやっている会社なのか」、「Chompyのシステム構成をまとめてみる」と、直近でやってきたこと、使っている技術について紹介してきました。この記事では、今後やっていく事業上の重要なミッションと、それに興味ある方を募集しようと思います。それに伴い、新しい試みとして公開用のカンバンを作ってみました。
以下に説明しつつリンク貼っていくので、ぜひみてみてください。四半期に一度は更新するつもりですw

そもそもの創業経緯について読んでない方は、こちらもよければご覧いただくと、なんでそそれぞれのミッションが大事なのか、がわかるかもしれません。

SYNでは、創業初期からカジュアルに副業で手伝ってくれる方を巻き込みながらモノづくりしてきました。例えば、パートナーアプリの初期バージョンを作ったのは副業の方ですし、Webも副業メンバーで作っていたりします。単純に作りたいものが多いというのもありますが、基本的には、以下のような気持ちで取り組んでいます。

・フルコミットで巻き込むのは難しい場合でも、特定分野に強い方をカジュアルに巻き込めて、チームのアウトプットを上げられて良い
・数年先に一緒に働く可能性も考えながら、ゆるく強い人たちとコラボしながらお互いの相性を把握しつつ、繋がりを作っていきたい

もちろん、フルコミットしたい!という方ももちろん歓迎なので、少しでも興味ある方はぜひ話しましょう。

では、以下に各ミッションを書いていきます。

ミッション一覧

1. まいにちの暮らしを支える新しい食の流通をつくる

「晴れ(ハレ)の食よりも、褻(ケ)の食をサポートしていきたい」。創業前から代表の大見が言っていて、今でもサービス作りの根っこにある考え方です。私も、1ユーザーとして子どものお迎えから帰っておかずがないときとか、カジュアルにおかずをデリバリーできればいいなー、とそういう話をして盛り上がったりはしたのですが、その考え方が根っこにあり、今までいろんな機能を作ってきました。

オフィスランチ便
・グループ注文機能
らくとく便
東急さまとの協業(複数店舗のまとめて購入)

基本的に、まとめて届けるには制約が生まれやすいので、利便性とはトレードオフになりやすいです。その中で、「いかに利便性の高さとまとめて配達することを両立するか」というところが難しく、面白いところだと思っています。
例えば、グループ注文は配達料を割り勘できるところがウリなのですが、そのために決済機能を使い倒したり、オフィスランチ便やらくとく便では少し複雑な配達の仕組みを利用しています。

オフィスランチ便やらくとく便を作ってきた変遷については、 @zaq1tomo が書いた記事が詳しいので興味があれば読んでみてください。

今後もやっていきたいものについては、以下にまとめました。(優先度は順不同)

https://github.com/orgs/syninc/projects/10

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TODOはまさに「ほんとはやりたいけどやれてないもの」になるので、興味が出てきた方はぜひ手伝ってくれるとうれしいです😊
デリバリーを使うお客さま目線で欲しい機能を自分で考えながら作れるエンジニア/デザイナー、分析できるBI(データアナリスト)の方を大募集です。

2. ユーザーが「食べたい」と楽しく簡単に出会える仕組みをつくる


これはマーケットプレイス型のアプリでは共通のトピックと思うのですが、
ホーム画面のリスティング最適化であったり、検索機能改善だったり、は継続的にやっていきたいところです。さらに、他の多くのマーケットプレイス型と異なる面白さがあります。以下の3にも関連しているのですが、そのときのクルー(配達員)の人数によって運べる注文数が決まるので、クルーの人数に対して注文数が多すぎるときは、注文できる店舗を絞って調整する必要があるということです。


他にも、盛り上がり要素としてのキャンペーン等、いろんなキャンペーンのスキームを検討して実装していったりと言うことがよくあります。ちょっと直近で盛り上がっていて、SYNぽいな、と思うのは「屋台感をどうUIで表現するか」という議論です。明確に食べたいものが決まっていることもあれば、そうじゃないことがあると思うのですが、なんとなく何かおいしいもの食べたいな〜というときに、「なんかおいしそうだな」「なんかあそこ食べてみようかな」という気持ちになれるような活気を表現しようとユーザーチームで議論が盛り上がっていますw

このミッションのカンバンはこちらです。

https://github.com/orgs/syninc/projects/11

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技術的には、検索周りとか機械学習の知見があるエンジニアに手伝ってもらえると飛躍できそうな領域と思っていますのでぜひ🙌

3. サービスを持続的に運用できるように需給バランス・配達システムを最適化する


クルーがいないと注文があっても配達できないので、需給バランスを常に意識して運用しています。以下のように、それぞれ時間軸が違いますが、サービスを安定稼働させるための課題があります。

① 長期でどう注文が積み上がるか想定し、それに合わせてクルーを獲得する
② ①を前提に、前日など直前に需要を予測して当日のクルー人数を確保するよう努める
③ オペレーション中の実際の需給バランスをみながら、お客様のUXを損ねずにできるだけ注文を受けられるように調整する

さらに、ただコストかけてたくさんクルーを確保しても、今度は運営のお金がなくなってきます。なので1人が対応できる配達を増やすことで、クルーの報酬を確保しながら配達コストを下げていく必要もあります。

このミッションのカンバンはこちらです。

https://github.com/orgs/syninc/projects/12

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このトピックは、SYNに注文予測の精度を上げていったり、数理最適化をゴリゴリ解けるデータサイエンティストが社内いないこともあり、改善に苦戦しているところです。このトピックをみてピンと来た方はぜひ @yagitatsu3 に連絡おねがいします🙏 「統計」「数理モデリング」「数理最適化」「シミュレーション」と、さまざまな技術要素がありそうな気はしているのですが、数理的な素養があり、かつエンジニアリングがある程度できる方であればキャッチアップしながらできるのでは、と考えています。「やってみたいかも」「あの人ならできるかも?」て思った方はぜひ教えていただきたいです 🙏

クルーが当日に足りない時に「ヘルプ!」と呼びかける機能であったり、そういう直前に集めるような施策自体はトライしていきたいと思っています。

4. サービス品質を最大化するために配達全体を支えるオペレーションをつくる


注文が入ったときには、30分先の配達完了までに起きるトラブルにはすぐ気づける必要があります。

・タブレットのネットワークが不調なとき (注文の通知を受け取れなくなる可能性があるため)
・時間通り調理が進んでないとき
・時間通りクルーがアサインされてないとき
・クルーがパートナーの近くで迷っててたどり着けないとき
・クルーがパートナーにたどり着いたけど、ずっと待っていて受け取り完了してないとき
・etc

これらに気付けるように、以前「Chompyのシステム構成をまとめてみる」でも紹介した、Slackを使って以下のようなかんじでトラブルを検知できるようにしています。

スクリーンショット 2020-08-14 0.51.24

他にも、商品不備で再配達だったり、注文キャンセルだったり、というケースに対応したOpeツールを作って、CSで運用できるようにしています。

この辺は、ユーザー/クルー/パートナー関係なく細々と必要な機能がでてくるので、継続的に改善すべき領域です。

このミッションのカンバンは以下です。オペレーションヘビーなビジネスなので単純に業務改善なタスクもいっぱいあるのですが、「運営とのチャット機能」とかは取引が滑らかになってUXもよくなるはずなので、個人的には結構やりたいなーと思っています。

https://github.com/orgs/syninc/projects/13

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5. Chompyのよさを多くの人に効率的に知ってもらう仕組みをつくる

一部エリアでしか注文できないこともあり、エリアごとに効率的に集客する方法を模索しています。ひとまずエリアを広げると興味ある方は使ってくれるのですが、とはいえエリアにおける注文密度やクルーの密度で配達コストも変わってくるので、コスト的な効率を考えながら広げていく必要があり、エリア拡大に依存しない集客方法を検討しています。

例えば、パートナーと一緒に集客をしていく、という取り組みをしていて、コラボキャンペーンだけでなく、お店で使えるクーポンを作って来店時のインセンティブを付与できる仕組みも検討しています。

このミッションのカンバンはこちらです。

https://github.com/orgs/syninc/projects/14

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6. クルー(配達員)といっしょにユーザーへの提供価値を最大化する仕組みをつくる

フードデリバリービジネスは、料理をパートナーが作り、クルーが運ぶ現実の営みをサポートする仕事です。なので、パートナーとクルー、運営がお互いにリスペクトし合い、信頼しあってより良いサービス提供を努めていけるような気持ちになっていることがすごく大事だと思っています。

例えば、実装したわけではないですが、クルー向けのSlackワークスペースを作り、気軽に発生した問題の共有や、改善してほしいことを投稿してももらえるように意識しています。何かクルーに聞いてみたいことがあれば、カジュアルに意見募集したりとかもありますし、実際のクルーの声が、新機能や改修する際の仕様に反映されてるケースも多くあります。

今後は、上述しましたが運営であるCSとパートナー/クルーの間でチャットでやりとりできるようにすることでやりとりを効率化することでより良いUX提供したり、配達場所の位置情報がずれていて(ピンずれと呼ばれています)道を迷ってしまうような ときに、その修正リクエストを配達員がアプリで出せたりなど、地道ですが少しずつパートナー/クルー/運営のコミュニケーションを円滑にすることで活性化させることで、お客さまに届けるUXを改善していきたいです。

このミッションのカンバンはこちらです。

https://github.com/orgs/syninc/projects/15

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新しい働き方のギグワークってどんな世界なのか気になるとか、自転車/バイクが好きとか、そういうキーワードでピンと来るエンジニアの方大募集です🙌

7. パートナー(飲食店)がユーザーへの提供価値を最大化するインフラをつくる

考え方は6と同じなのでまとめたさもあったのですが、タスクが全く異なるので分けました。

今までだと、パートナー/クルーへのレビューによってパートナーの梱包の課題に気付きやすくしたりだとか、売り切れ設定できるようにして注文キャンセルを減らす、とかそういうベーシックな機能含めてやってきています。

まだまだ課題はたくさんあり、例えば事前に臨時休業日をスケジューリングできなかったり、日替わりメニューのような更新頻度高いメニューを簡単に更新できなかったり(管理画面からできなくはないのですが大変)、などです。

このミッションのカンバンはこちらです。
https://github.com/orgs/syninc/projects/16

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業務フローを整理して仕様決めして作れるエンジニアやデザイナーだと楽しく作れると思います。ピンときた方ぜひ!

まとめ

この記事では、Chompyでやっていきたいことをまとめてみました。

1. まいにちの暮らしを支える新しい食の流通をつくる
2. ユーザーが「食べたい」と楽しく簡単に出会える仕組みをつくる
3. サービスを持続的に運用できるように需給バランス・配達システムを最適化する
4. サービス品質を最大化するためにChompy全体を支えるオペレーションをつくる
5. Chompyのよさを多くの人に効率的に知ってもらう仕組みをつくる
6. クルー(配達員)といっしょにユーザーへの提供価値を最大化する仕組みをつくる
7. パートナー(飲食店)がユーザーへの提供価値を最大化するインフラをつくる

おもしろそう、と思った方はぜひカジュアルに @yagitatsu3 にご連絡ください!

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