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Chompyを起業して2年が経った

6月が創業月なので、今更感あるけど。今日会社で話していて、筆が重くなってるなーと思ったので、さくっと個人的な振り返り?感想?をまとめてみる。(朝日を見に行こうよを歌いながら書いたので、カバー画像は朝日笑)

そもそもなんで起業したの?

自分の場合は、代表の大見さんに誘われて共同創業という形でジョインする、という流れだった。
よく「なんで一緒に起業しようと思ったの?」と聞かれるけど、まとめると以下の3つだと思う。

1. 大見さんがやりたいと言っていたフードデリバリーを、以前からやってみたいと思っていたこと
2. 組織運営に徐々に興味が出てくる中で、開発者がのびのびと開発できる組織を自分でつくりたかったこと
3. 一つの事業により強いオーナーシップを持ってじっくり向き合いたかったこと

1については、前職でメルカリ アッテというサービスと向き合う中で、取引頻度の高いユースケースをカバーする重要性を学んだのと、お店と配達員と注文者が3者で繋がれるプラットフォームに魅力を感じていたのが大きい。自分はソーシャルゲームからキャリアスタートしたせいか、知らない人同士をつなげて新しい関係性を生み出すようなサービスが好きなんだけど、そのへんはまたどこかで書いてみたい。

2については、マネージャー経験したりする中で視野が広がってきて、なんとなくもっていた組織だったり上司の振る舞いへの違和感の輪郭が見えてきて、自分が運営することにチャレンジしたかった、ということがある。

3については、前職で複数の新規事業をクローズすることを止められなかったことがある。開発者にとって、1つのサービスを作る手間はそれなりに大きいにもかかわらず、経済を回せなかったり、期待に応えられなければサービスは生きていけない。起業は雇用された中で働くよりもオーナーシップを強く発揮できるので、起業してなおクローズする場合は一切の言い訳の余地がないし、もしうまくいかないように見える瞬間があったとしても、より長く一つの取り組みにチャレンジし続けられるのでは、と思った。

…と、まあ真面目に書くとこんな感じだけど、自分は他の人より心が強くリスク感度が低い?タイプなので、「やったことのないことをやってみたかったから」というのが最もシンプルな理由だと思う。

やってみてどうだった?(1年目)

いろんなことが初めてずくしで、新鮮だしあっという間だった。

・採用全般
・VCとのコミュニケーション、資金調達
・いろんなコーポレート雑務
・配達
・技術選定
・3アプリの同時ローンチ
・フードデリバリーの運用

と、単純に経験した業務としてはいろいろあったが、何よりも、こんなにも自分の意思やスタンスが頻繁に問われるのか、というのが驚きだった。

意思決定は、普段から考えてないとレスポンスが悪くなるし、場当たり的になると一貫性を維持するのが難しいな、と感じた。

やってみてどうだった?(2年目)

正確にはいつからかはわからないが、リリース後に配達周りやクルー向きあいのチームにがっつり入るようになった。

・組織運営もろもろ
・天気や季節による需給崩れとの戦い
・取引単位のユニットエコノミクスとの戦い(さらには財務イシューとの向き合い)
・配達ロジとの向き合い(数理最適化やMLへのチャレンジも含む)
・新しいチャレンジと資金調達
・退職による別れ

ほんとにいろいろあったけど、なんだかんだ配達ロジに翻弄され、最もマインドシェアを割いた1年だったと思う。毎日のようにYahoo天気とウェザーニュースを見て、クルーのTwitter、redashの遅延数、サービス停止時間をウォッチしてオペレーションし、どうしたら全ステークホルダーがwin/winになるのか、考える日々だった(今もだけど)

まとめ

いくらでも書けてしまうのでこれくらいで。
関わる(関わった)全ての方々へ感謝しつつ、引き続き頑張ります💪おわり。

あ、Chompyに興味持ってくれた方はゆるっとMeetyしましょ〜

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