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"パーシモンホール公演"のその先に。vol.37〜新型コロナウィルスと札幌公演〜

2020.2.28
札幌 Sound Lab mole

公演の3日前、WESS の須藤さんからメールが入った。
札幌公演はどうしますか?

公演の2日前、2月26日の夜、電話で相談の上、我々は決行を決めた。
札幌は東京に比べ、26日現在 COVID-19 感染者の報告が多く、シリアスだった。同日に開催されるはずだった KIRINJI の公演も中止となっていた。

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札幌へのルートは今回、真冬2月の公演ということで、飛行機が飛ばないリスクも考慮し、行きはフェリー。仙台港から苫小牧へ向かう。

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フェリーは初という須賀くん。
何のポーズだろう、、、なんかのアニメだな、きっと。

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乗船するや否や、軽い決起会。
連中といると気持ちがラクになる。

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苫小牧から札幌に向かい、腹ごしらえ。
狸小路にある日本一美味しいスープカレーのお店 SOUL STORE 、大好きです。

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mole 到着。

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WESS や mole の皆んなが BENBE の急な出演にも対応してくれた。
ありがとうございます。

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札幌会場でのクラウドファンディング、セッション企画は倉前さん。彼女は東京公演にも良く遊びに来てくれる大切な札幌の友人の一人。

「ウォーデンクリフのささやき」では優河さんのパートを歌い、「Skiffle Song」では歌声を披露、「春の嵐」ではお面を被って踊っていた。今回、参加してくれる皆さん、本当に歌が上手で素敵です。そして音楽的ですね、と三船も言っていた。

オープニングアクトは個人的にも大好きな BENBE の4人。
直久くんから、急遽「参加できそうだ」と前日のフェリーで連絡を受け、「是非!」とお願いした。

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今年、BLUE HERB のレーベルから7inchがリリース。
おめでとうございます。
昨年?アコーディオンの だつ さんが入ってそして随分と馴染み、とても良い感じになっていた。とても素敵だ。

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思った通り、mole は7人編成でぴったり。音も天井が高く CLUB としても営業しているので低音の鳴り方がハイファイで良く三船も歌いやすそうだ。

一方、18時の時点では札幌では「非常事態宣言」が出ており、外出を控えるよう指示が出ていたそうだ。そんな中、どれくらい来場があるか、と心配していたのだが、チケット売れ枚数のうち、9割近くの方が来場してくれた。でも1割くらいの方は何らかの理由で見送ったのだろう。そう思うとなかなかやりきれない思いになる。払い戻しをすべきか否か、、、考え方は色々あると思うが、少し想像してもらうとお分り頂けるかと思うが運営上、特に遠方の札幌公演となると「払い戻し」は大変に厳しい選択肢。
果たして公演は実施した方が良かったのかどうか。
来場してくれた方は本当に楽しそうで、我々も大変に楽しくて良かったですが、目に見えないその驚異について解析しきらない今回のウィルスについて考えれば、公演しない選択肢が正解、という考え方も十分にあると正直思う。

忙しい中、このお二人も見に来てくれました。

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Chameleon Label の田中一志さんと、tuLaLa こと 下川佳代さん。

佳代さんのソロプロジェクト tuLaLa では昨年、三船もfeaturing Artist で参加しています。

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きちんと打ち上がりました。
札幌には気づけばたくさん友達が出来ている。 

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そして次のロットの札幌公演も無事告知!
なんとか間に合った!笑
昨年、渋谷 WWW で開催した弦楽四重奏との共演を今度は札幌で。

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こんな感じになる予定。
もっとブラッシュアップしたい!
今度はグッズも作りたい。
ただいま ROTH BART BARON オフィシャル先行販売中。
どうぞよろしく。

続く。

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