自分史の振り返り「セルフストーリーチャート」
先日、セルフストーリーチャートという自分史を振り返る研修を受けてみました。かなり素敵なのでご紹介します。
齋藤真織さんという、ものすごく人生経験が豊富な方が講師をしてくださるのですが、この方と会って話せるだけでもめちゃくちゃ価値があります。
アメリカでMBAを取られたり、外資系の金融機関でお仕事されたり、起業されたり、すごく人生経験が豊富でいて、それでいてとても物腰が柔らかくて、うっかり心を許してしまう方です。
セルフストーリーチャートとは
セルフストーリーチャートとは自分史から過去と現在と未来を見つめ直そう、という内容です。
人生で起きている出来事や自分が取る選択肢は、過去からのストーリーに導かれています。そのストーリーを明らかにすることで自分の弱い部分を受け入れることができたり、自分の中の新しい価値を発見できたり、これから将来やりたいことに気付けたりします。
今回はクラビスで一緒に経営をしてるCTOの横井さんと一緒に受講しました。二人とも研修というものが苦手なのですが、これは是非受けてみたいと思って、珍しく二人で参加しました。
自分史って書いたことあります?
研修の中で、生まれてから現在までの自分史を書いてみるのですが、これがとても楽しい。幼稚園の時に先生を好きになったなとか、小学校の頃にお母さんに叱られたなとか、中学の頃にテストの成績で悩んだなとか、そういうのを思い出しながらエクセルの表に書いていくのです。
出来事を書きながら、その時に感じていた感覚を書いていくのがひとつのポイント。でも、齋藤さんに言われてなるほどなと思ったのですが、その時の自分が感じていたことって、実は現在の自分が当時を想像しながら感じてることなんです。要するに体は2019年の現在だけど、意識は当時にタイムスリップして想像している。
過去に遡れるなら、未来にも想像を飛ばすことができるようになるんじゃないか、というのがこの研修の重要なテーマなんだそうです。
たくさん思い出せる時期と思い出せない時期がある
自分史を書いてみると、みっちり書ける時代と、あんまり思い出せない時代があります。あれ、当時何やってたんだろ?っていう感じ。きっと何かあるハズなんだけど思い出せない。
そういう時期は、とても嫌なことがあって自分の記憶にフタをしていた可能性が高いんだそうです。人間は無意識のうちに苦手なことや嫌なことを除外することで、合理的に生きれるようにできてる。防衛本能ですね。
でも、そういう時期を紐解いていくと、実は現在の自分が抱えている不安の原因、トラウマが明らかにできたりします。
自分のことは恥ずかしいのでここではあんまり書けないですが、ぼくにもそういうのがたくさん出てきそうな予感です。
仲間とお互いのことが理解できそう
この研修、複数人で受けるととても良いなと思います。ぼくは普段一緒に仕事をしてる横井さんと受けたのですが、今まで知らなかった過去を知る機会になって、なんとなくお互いの理解が深まった感覚です。
一緒に仕事をする仲間とか、家族で受けても良いかもしれません。ぼくは自分史が整理できたら、妻にも見せようと思いました。
じっくり時間をかけて自分史を作っていく
1回目の講習から1ヶ月ほどの間隔をあけて、少し気持ちが整理できたようなタイミングで2回目の講習を受けます。その時にはまた感じてることが変わっていたりするのが、このセルフストーリーチャートの面白いところだそうです。
今回はぼくは自分の不安のタネみたいなのがたくさん出てきて、その因果関係を紐解くことをしました。次回はどうなるんだろう。またブログで共有していきます。
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