見出し画像

2拠点生活はじめます

たつやです。フリーの映像作家という利点を生かしながら、自由に旅を続けてきました。

この数年間、それなりに旅を重ねてきたのですがリアルタイムで発信しなさすぎて、周りには仕事なのかプライベートなのかもわからず、
友人に「今どこに住んでるの!?」と聞かれることもしばしば。

近況報告も兼ねて、つらつら書いておこうと思います。

画像1

旅をすること

今は28歳になりましたが、相変わらず旅が大好きです。

「旅」というものが好きになったのは、物心ついたときから傍にいた祖父母の存在が大きいんだと思います。
祖父は80歳で亡くなるまで、今ほど海外が身近じゃなかった時代から数えて200回日本を出国した旅人。(ちゃんと正確に数えていました)

幼いながらも次はどこへいくの?と聞いては「エチオピア」なんて言われて、どこだそりゃあなんて思ったのを覚えています。

画像2

両親もいろいろなところへ連れて行ってくれたし、なんでも一度は経験する機会を与えてくれました。
高校でアメリカの田舎にひと月のホームステイ、じいちゃんとエジプトへ2人旅。
大学で本州横断、ヨーロッパ周遊、1年間のアメリカ留学。

社会人(フリーの映像作家)になってからも仕事にプライベートに旅を続けてきました。撮りためた写真が大量にあるので、他の機会に地道に記事でも書こうと思っています。

画像3

藤沢に住居を置いて1年8ヶ月

2017年の暮れからタイに3ヶ月滞在。このシーズンは冬を丸々暖かい場所で過ごすことができて、最高の越冬でした。

画像4

翌年の夏、初めて足を運んでから、4度目の小笠原諸島の滞在。
過去のこの島での旅の中で出会った、とある島民の方からもらった仕事を引き受け、あろうことか住居も借りて大好きな島に3ヶ月住ませてもらう貴重な体験をさせてもらいました。

画像5

内地に帰ってきてから、今付き合っているパートナーの茄菜と住む家を探すことに。海の近くで、都心へのアクセスも良くて、家の近くに仕事場にしたいカフェがあって。
そんな条件を並べて決めたのが藤沢でした。

ゆったりした空気のなかで生活に費やす時間を大切にできること。
都会の喧騒から適度な距離を持つこと。
自然を感じられる場所を近くに持つこと。

こんな恩恵のある素敵な拠点を藤沢につくることができました。

画像6

次なる拠点は長野県根羽村

新型コロナウイルスが2020年になってまもなく騒がれ始めてから、映像の制作案件も次々と流れてしまい、これまで以上に自宅での時間を過ごしていました。
そんな中、当初は今春一緒に制作する予定だった地方の村の人から、こんな提案が。

「たっちゃん1年間、村や林業の映像撮り続けるのどう?」
「!!!」

画像7

根羽村は、昨年とうもろこし農家の取材でお邪魔した長野県最南端の村。
かつては林業で栄え人口も3倍近くあったものの、50%にも及ぶ高齢化や人手不足で問題を抱えつつ、地元の若者や移住者を筆頭に、積極的に新しいプロジェクトに取り組む村です。

画像8

10日間ほど滞在して、農家や酪農家、役場の方たちには大変お世話になって、リアルに農山村の生活を体験することができた素晴らしい環境でした。

そんな村の生活の魅力や林業の現場を取材し、映像で発信するという内容の長期的なプロジェクト。
以前の滞在で村のことも好きだし、木材好きの僕にはたまらない林業取材のおはなし。このタイミングも何かの縁。ということでこの村で拠点を置いて、まず1年活動していくことにしました。

とはいえ藤沢の拠点はそのまま残すことにしています。
コロナの状況を見ながらですが、都心にも拠点を持って、行き来する2拠点生活の想定です。

画像9

村での新しい出会いの中で、好きな映像制作すること。
農山村のライフスタイルを、村民の方に教えてもらいながら体験すること。
新しい旅やワークスタイルを藤沢の拠点からも展開していくこと。

こんな2拠点生活を楽しみたいと思います。
実際の活動開始は2週間の隔離期間後、6月頭からです。村の発信をお楽しみに。


2020. 5. 15  Tatsuya Kanabe 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?