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【シネマnote】 file006「Us〜アス〜」

作品情報

【公 開】 2019年

【監 督】 ジョーダン・ピール

【ジャンル】 ホラー映画


あらすじ


アデレードは幼い時に奇妙な体験をした。

それは両親とサンタクルーズの遊園地に遊びに行った時のこと…

ミラーハウスに入った彼女が目撃したモノは、自分にそっくりな少女だった。

その時のショックで、しばらく失語症になってしまった。

そして、時が流れて…

アドレードは結婚し、二人の子どもを育てる母親になっていた。

幸せな結婚生活を送り、過去の記憶も薄らいでいた。

そんなある日、一家でサンタクルーズのビーチに遊びに行くことになった。

サンタクルーズの苦い記憶が微かに頭をよぎったアドレードは浮かない顔をしている。

何事もなく一日を過ごしたアドレード達は、その夜ビーチハウスに泊まることに…

楽しく過ごしていると…急に停電に…

その時、息子のジェイソンが駆け寄って来てこう言った。

「外に人がいるんだ…」

ふと窓の外を見ると人影がある…

気味が悪い人影がこっちを見ているようだ…

その姿をよく見ると…

アドレード一家とそっくりなのだ。

まるで、ドッペルゲンガーのようにそっくりだ…

混乱するアドレードと夫は警察に電話をかける。

しかし、謎のドッペルゲンガー達は部屋の中に入って来てしまう。

このドッペルゲンガー達はアドレード達を殺してしまうのか?

ドッペルゲンガー達の目的は何なのか?

アドレードが幼い時に見た少女の正体は…?

感想

この作品は…最高に面白いです。

ドッペルゲンガーの設定が最高ですね。

もし、ドッペルゲンガーを見てしまうと…死んでしまいます。

そんな危険な存在が急に自分に会いに来ました。

考えただけで震えます…

このドッペルゲンガー達にも会いに来た理由がありました。

表舞台に立つ人間と影の存在の人間…

どっちが本当の自分なのか…

考えさせられる作品でした。

この映画の監督であるジョーダン・ピール氏はメッセージ性の強い作品を多く作っています。

黒人差別を描いた『ゲット・アウト』も有名ですね。

今回の『Us~アス~』でも貧困差別を題材にしています。

ジョーダン氏が子どもの時、駅のホームで自分とそっくりな男の子を目撃したそうです。

その時、「もし、あの子が今の自分の生活を羨ましがっていたら…」と襲われることに恐怖を感じたそうです。

その時の記憶がこの作品を作ったのだとか…

作品の裏話を知ってから観ればより楽しめますね。












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