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シネマnote #003「リトル・モンスターズ」


作品情報


【公 開】 2020年

【監 督】 エイブ・フォーサイス

【ジャンル】 新感覚ゾンビ映画


あらすじ


舞台はオーストラリア。

主人公の名前はデヴィット

彼はミュージシャンで成功することを夢見ている。

そんな彼は、同棲している彼女と毎日喧嘩ばかり。

そろそろ結婚して子供が欲しい彼女と自分の夢ばかりを追いかけるデヴィット。

ある日、デヴィットは彼女の浮気現場に遭遇してしまう。

帰る家を失ったデヴィットはシングルマザーの姉の家に転がり込んだ。

息子のフェリックスに暴力的なゲームをさせたり、汚い言葉を教えたり、そこでもダメ男ぶりを発揮する。

そんなある日、フェリックスを幼稚園に送り届けた時に、ある女性に一目惚れしてしまう。

担任のキャロライン先生である。

キャロラインと仲良くなりたいデヴィットは遠足の引率役を買って出た。

遠足の行先は動物園。

その一方で、アメリカ米軍はオーストラリアの米軍基地で死者を蘇らせる実験をしていた。

その実験中に逃げ出したゾンビが動物園に紛れ込んでしまう。

ゾンビに噛まれると、ゾンビ化してしまう。

こうして、たちまち園内の人々はゾンビにさせられてしまう。


園内に取り残されたデヴィットとキャロラインと園児たちは無事脱出できるのか?

ダメ男のデヴィットはみんなを救うことができるのか?

まとめ


この「リトル・モンスターズ」はまさに新感覚ゾンビ映画です。

ゾンビに襲われて泣きそうな大人たちと、これをゲームだと思って無邪気に楽しむ子どもたち。

このギャップが最高に面白かったです。

ゾンビから逃げることを鬼ごっこだと思って、逃げるシーンは笑ってしまいました。

そして、ダメ男のデヴィットの成長も描いてます。

子ども嫌いで、相手の気持ちを理解しようとしない男が子ども達のために必死にゾンビと闘います。

僕の好きなシーンはデヴィットとフェリックスの男同士の友情が芽生えるところです。

デヴィットはフェリックスのことをずっとバカにしていました。

しかし、最後のシーンでフェリックスのことを1人の男として扱います。

ゾンビ映画が苦手な人でも楽しんで観られる映画です。

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